夏の音楽祭のチケットを購入

毎年地元で開かれるMusic Academy of the WestのSummer Festival。
一般のチケットが今日から発売だったので、とりあえず絶対に行きたいもの3つを購入しました。

1. Clarinet Masterclassの初回分。
どんなfellowなのかわからないので、まずは初回だけ。初回がよかったらあと何回か購入する予定です。1回$10。一昨年は5回分購入で1回分が$5に割引になるパッケージがあったんですが(そもそも、その前は無料だったし)、今回はそれがないのでチマチマ小分けにして購入します。

2. Facultyの室内楽のコンサート。
クラリネットのRichie先生が演奏するMessiaenの『Quatuor pour la fin du temps』、これは聞き逃すわけにはいきません。

3. London Symphony Orchestra(ロンドン交響楽団、Michael Tilson Thomas指揮)のコンサート。
  MICHAEL TILSON THOMAS Agnegram
  BEETHOVEN Violin Concerto, James Ehnes violin
  BARTÓK Concerto for Orchestra
London Symphony Orchestraは昨年からMusic Academyと提携を結んでいるので、こんな田舎町でコンサートをしてくれます。

fellowが演奏するコンサートもいくつか聞きに行こうと思いますが、今のところ購入したのはこの3つ。

楽しみ〜!!

Nickの卒業リサイタル

ECMのクラスメート、トロンボーン奏者のNickの卒業リサイタルがありました。
お昼はトロンボーン奏者としてのリサイタル、夜は作曲科の学生としてのリサイタル。
迷いましたが、作曲の方のリサイタルを聞いて来ました。

若々しい、ちょっと映画音楽っぽい雰囲気の曲を7曲、小編成のオケで披露してくれました。
指揮をしているNick本人が曲の合間に解説をしてくれるんですが、これがまたいつものちょっとシャイで早口なNickそのままで、とてもよかったです。

Nickとは同じ時期にECMに入ったので、本当にクラスメートって感じです。
去年の春の演奏会では『Bar Lazy J』という不思議な曲をデュエットしましたしね〜。

そういうことも含めて、私の人生の後半部分の楽しい思い出はECMでの経験と出会いから生まれました。
最後の演奏会に向けて頑張ろうと思います。

地元の音楽祭

今日は地元のコミュニティー・カレッジ主催の音楽祭を聞いて来ました。
ここから南北に2時間ぐらいの圏内の中学、高校のバンドの発表会兼コンテストっぽいイベントで、教育予算が不足すると真っ先にカットされてしまう音楽教育(外国語もですけどね…)をサポートして行こうという目的で3年前にコミカレの音楽科の先生が始めたイベントのようです。その心意気、すばらしい!

ECMが無くなってしまったら、その後はコミカレのアンサンブルかバンドに入ろうかなぁと思っている私にとっては、ある意味下見?コミカレの方がコミュニティーの参加者をたくさん受け入れているそうなので、こんなおばちゃんでもいいのかなぁと思って…。プログラムの最後にコミカレのコンサート・バンドのexhibition演奏がありました。
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演奏自体はとても迫力がありました。
金管がものすごい数で、パーカッションも少数ながらとても上手でした。フルートも大勢いましたが、クラリネットとオーボエはなんかしょぼい感じ。音が全然通って来ない。それはご年配のメンバーが1stを占めているからでしょうかね〜。1stは多分最前列の3人だけなのに、見てると適当に休憩したり、譜めくりをして吹いていなかったり…それはありなの??結局、クラリネット全体が吹いていてもいなくても音楽には何の影響もないって感じで、ちょっとなぁ…って思いました。

ECMではクラリネットは私一人なので良くも悪くも自分の音が丸聞こえ。自分の音で何かを表現しているわけですが、それがほとんど周りにかき消されてしまうっていうのはね〜(溶け込んでいるってわけじゃなくて全然聞こえて来ないんだもの〜)、この状況で吹いていて楽しいって私はきっと思えないだろうなぁ。合奏している時の一体感とか曲が終わった時の高揚感とかはあるんだろうけど、何か違う…。It is just not for me....

大きい団体に入ることは考えないで、別の方向性を調べていこうと思います。

Bell-Isserlis-Denk Trio

学期の折り返し地点で疲労が蓄積している今日この頃だというのに、8月下旬にいそいそとチケットを購入してあったBell-Isserlis-Denk Trioのコンサートがありました。
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「ダウンタウンに行くのがすでに面倒くさいから、学生にチケットをあげちゃおうかな」と思ったりしましたが、チケットの値段が$89!!私にしては張り込んでいい席を買ってあったので、歯を食いしばって行って来ました。
席は前から7列目のど真ん中、しかも前の2列がたまたま空席だったので、視野が開けているとてもいい席でした。Joshua Bell、ちゃんと見たいなぁと考えて、この席にしたんだわ〜。ミーハー!

プログラムは:
  Mendelssohn: Piano Trio No. 2 in C minor, op. 66
  Shostakovich: Piano Trio No. 2 in E minor, op. 67
  Rachmaninoff: Trio élégiaque No. 1 in G minor
  Ravel: Piano Trio in A minor

  Joshua Bell, violin
  Steven Isserlis, cello
  Jeremy Denk, piano

最初のメンデルスゾーンは遠い世界に拐われそうになりましたが、残り3曲は曲想の対比が面白くて、弦楽器の奏法なんか全く知らない私が聞いても、すごい演奏でした。特に後半の2曲はすごかったな…。ラフマニノフは情熱的で、ラベルはほんとラベルだなぁっていう曲だったし。

全身で弾いて、全身でcueを出す…こんな風にアンサンブルをしたいなぁと思いながら聞いていました。
素晴らしかったです!


Jake Shimabukuroのコンサート

今日は大学のホールでJake Shimabukuroのコンサート。
ほぼ毎年のように大学でコンサートがあるので、私もほぼ毎回行っています。
昨日の演奏会の疲れが残り体はヘロヘロでしたが、前もってチケットを買ってあったので行って来ました。

今日のコンサートも盛り上がって、とてもよかったです。
聞かせる技術、見せる(魅せる)技術があるよね〜、この人。
ウクレレが体の一部であるかのように自由自在に操っていて、素晴らしかったです。

コンサートの終盤のMCで、Find your passion!って言っていたのが心に残りました。私のpassionはクラリネットだなぁ…と、25年以上もぼんやりとブランクを作ってしまったのに言っちゃいます。それでも復帰したんだから本物なのよ、きっと。
そんなことを考えながら聴いていたら、すぐにでもクラリネットが吹きたくなりました。
でも、明日は学部のパーティーのために持ち寄り料理を作るため練習時間が取れそうもありません。
よ〜し、土曜日は練習に行こう。しばらく練習していなかった『Quatuor pour la fin du Temps』の第1曲を練習しようかなぁと思います。次の演奏会に向けてゆるっと始動です。

Arts Walk

昨日と今日は音楽科を始めとして芸術系の学部が合同でArts Walkというイベントをしていたので、のぞいてみました。
学生の演奏や作品をもっと多くの人に知ってもらおうということで、音楽科とCreative Studiesではアンサンブル系のクラスが公開授業をしたり、ミニ・コンサートをしたりしていました。
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昨日はECMの練習の後、ECMではピアノを弾いているJarodが自分が作曲した作品を演奏するミニ・コンサートをしたのでそれを聞きに行って来ました。ECMの先生が作曲を指導しています。2曲演奏してくれましたが、どちらもすごくよかったです。でも、個人的には「解決しない」曲の方がひねりがあって好きでした。

その後ふらふら〜っと音楽棟の方に歩いて行ったら、ちょっと前に謎の曲を合わせたNickが金管五重奏の野外演奏中。自転車で通って行く人も足を止めて聞き入っていました。

私は自分の学部の建物が遠いこともあって、音楽科の練習室を使わせてもらう前には15年近く同じキャンパスで勤務していたのに音楽棟に行ったことが数回しかありませんでした。だから音楽科の学生さんたちがどんな活動をしているとか、音楽科にどんなアンサンブル・グループがあるかとか、全く知らなかったんですよね〜。こうしたイベントを通じて学部外の学生にもどんどんPRしていけば、音楽専攻じゃなくてもアンサンブルに入ってくれる学生さんはたくさんいると思います。すご〜くいいイベントだなぁと思いました。

今日は夜にfacultyの室内楽コンサートがあって行って来たんですが、これはまあ普通かな…。バイオリンとビオラの先生の音に伸びがないっつーか艶がないっつーか…小ぢんまりしちゃってて、私はあまり好きではありませんでした。ECMのDavidやSaraの方が上手かも〜って思いましたよ。ピアノの先生はお上手でしたけどね。
実は今日の午後、自分の学部の学部長から「今日の夜のコンサートのチケットがあるんだけどいらない?」と言われたのをお断りしていたので、そっちの方がよかったかも…とふと思いましたとさ。

今日は仕事もいろいろ立て込んでいたので練習はお休みしましたが、明日はしっかり練習しましょう!

SHAKE-ON-IT

昨日から三夜連続でCreative Studiesという学部の作曲専攻の学生が中心になって作ったミュージカルが上演されています。昨日の夜は、その初演を見に行って来ました。
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自分がいかに平凡でつまらない存在かを知り、自分を変えたいと切望していた女子高校生Amandaが、ある日家に遊びに来ていた父親の知り合いの男と握手した瞬間に自分と握手した相手の才能や魅力を自分のものにする不思議な力を手に入れます。でも、Amandaと握手をした相手は、自分の魅力を失い自信を失って意気消沈…そんな「症状」が高校に蔓延したことから騒ぎが大きくなり、Amandaを止めようとした親友とも仲違いしてしまいます。そんなAmandaが自分を振り返り、元の自分に戻り、親友とも仲直りするまでのお話です。

ミュージカルの曲を作ったのはECMでパーカションとバスーンを担当しているZacやピアノを担当しているJarod、演奏にもECMで知っている面々がたくさん参加しています(先生もピアノで参加)。今年度の始めから20週間にも取り組んで来た作品がようやく誕生するという瞬間に立ち会えて、とてもいい夜になりました。

それにしてもみんな色んな才能があるのね〜。おばちゃん、感心しちゃったわ〜。

Zachの卒業リサイタル

先月のKathrynの卒業リサイタルに続き、今日はZachの卒業リサイタルでした。
午後から知人のお嬢さんのバレエの発表会があって、そちらの予定を先に入れていたので、Zachには「かくかくしかじかで行けないと思う」と詫びを入れていたのですが、バレエが終わったところで5時ちょっと、もしかしたら飛ばしたら間に合うかも…と思って、町の東の端から西の端まで高速道路をすっ飛ばして聞きに行きました。
半分聞けました!

zach-recital.jpg会場のドアの外で聞いていた、Zachが編曲した久石譲のジブリ・メドレーは以前ECMのクラスで(ちょっとお遊びで)演奏した時とは趣も変わっていて、Zachの思い入れとともに成長を感じました。Zachが作曲した曲は、日本の寺社をテーマにした曲で、作曲のテクニックはわかりませんが、曲の透明感が久石譲に通じる感じがあり、とても楽しめました。ECMの先生が、Zachの作曲の先生だったんですね。(今まで知らなかった…)先生も会場に聞きに来ていて、日本語のクラスの学生にもちゃっかりコンサート情報を回しておいたら学生も数名来てくれていて、いい感じの演奏会でした。
 
Zachとは同じ時期にECMに入ったので、私のクラスメートです。同期って言うか何と言うか…。みんな卒業しちゃうんだなぁ…と思ったら、ちょっと寂しくなりました。 

夜はKathrynの卒業リサイタル

夜7時半からECMのチェロ奏者、Kathrynの卒業リサイタルがあったので聴きに行って来ました。Kathrynは6月にもう卒業式には出ていて、今学期で全てのコースを終えて卒業します。リサイタルは卒業のための最後の課題ですね、きっと。

Kathryn.jpg私は2016年の1月に初めてECMの合奏に参加したのですが、音楽科の学生の中にどんな風に入って行ったらいいのか、おばちゃんなりに結構居心地の悪さのようなものを感じていました。そんな時に、週末に練習に行った私を遠くから見つけて手を振ってくれたのがKathrynでした。ようやくECMのメンバーとして受け入れてもらえたような気がしました。
Kathrynとは2016年の春学期のRegerのクラリネット五重奏と2017年の冬学期のMamlockのトリオを一緒に演奏させてもらいました。私よりも場数を踏んでいて、練習でも本番でも落ち着いていて、私にもとても気さくに話してくれるいいクラスメートでした。

今日のプログラムはBach、Ligeti、Beethoven。
思えば、私は現代音楽を弾いているKathrynしか知らなかったので、最初と最後の2曲は何だかとても新鮮でした。
でも、やっぱりKathrynには現代音楽の方が合ってる!Ligetiは本領発揮という感じで、素晴らしい演奏でした。

最後の曲を聴いている時、Kathrynと一緒に演奏できたこと、今までECMの学生さんたちがみんなとてもよくしてくれたこと、こんなに上手な学生さんたちと一緒に演奏できるなんて自分の身に余る経験をさせてもらったこと…そんな色々な思いがこみあげて来て、ちょっと目頭が熱くなりました。

出会いがあれば別れもあるわけで、教師である私はいつまでも大学に残りますが、学生さんは卒業しちゃいますものね。ECMの先生も退職間近なので一層寂しさが募りました。

Emma Lou Diemer、すごくよかった!

今日の午後は、教会で行われたコンサートに行って来ました。
Emma Lou Diemer、私が勤務する大学の音楽科の作曲の教授をなさった作曲家、御年90歳!その誕生日をお祝いするコンサートでした。

ダウンタウンにある石造りの教会、ずっと綺麗だなぁと思っていましたが、中に入ったのは初めてです。
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ステンドグラスが美しく、奥には立派なパイプオルガンもありました。

これは今日のプログラム。
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全曲が、1991年に大学の仕事を引退してからの作品でした。最初のピアノソロは青春時代のそわそわと落ち着かない気持ちを感じさせる、ちょっと切ない感じの曲。バイオリンとピアノの曲は水彩画のようなさらっとした美しさがあり、ピアノのデュオは心の中をえぐられるような深い響きがあり、最後のオルガンの曲はガツンと殴られたような衝撃すら感じる曲でした。

Emma Louは本当に小さいおばあちゃんなのですが、演奏を始めると全くの別人。
その情熱的な演奏に驚かされました。

このコンサートは地元の音楽愛好家の団体が主催している無料のコンサートだったのですが、ここ数年聞いたどのコンサートよりも感動しました。いつかはEmma Lpu Diemerの作品を演奏したいです。バイオリン、クラリネット、ピアノのトリオがあるんですよね〜。ECMの先生も嫌いじゃないと思うのですが、ECMの演奏会では取り上げてもらえないでしょうね…。残念…。