Breathtaking Thumbを買ってみた

かれこれ3年ぐらいB.AIRのバードストラップを使っています。
最初は楽器の指かけに革製のアダプターを付けて使用していましたが、その後リング付きサムレストを購入(写真左)。
で、今回はBreathtaking という別のストラップ用のアダプター部分だけを購入してみました(写真右)。

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アダプターを替えようかなぁと思ったのは、リング付きサムレストの下部の、ちょうどリング部分が底面から立ち上がる部分の角が親指に当たって痛かったからです。楽器の重さではなく、角が食い込む感じが嫌でした。だから、私にとっての万能グッズ、パラフィルムを小さく切って立ち上がりの角になる部分に巻き付けたりしていました。

先日、ある方のブログでアジャスターだけでも楽器の支えが安定するという記述を読み、値段も3000円程度だったので試してみることにしました。しか〜し、販売店は日本ですから、この際まとめて2つ(A管用、Bb管用)を購入し、アメリカに送ってもらいました。

今日の練習ではA管、Bb管ともリング付きサムレストからクランポンの純正部品の可動式指かけに戻し、それにBreathtaking Thumbを装着した状態で吹きました。

A管はちょっと抵抗感が増し、音が落ち着いた感じになった気がしました。
よく言えば暗さが増し、悪く言えば華やかさが消えた感じ。
昨年の夏にあれほど音色のことで悩んでいましたが、もしかしたらこんな小さい部品を替えることで暗い音が出ちゃうのかも…。ちょっと悔しいけど、効果があったと考えるべきか…。

Bb管もちょっと抵抗感が増しましたが、音が暗くなったというよりはモッサリした感じになりました。ありゃりゃ…。
これは何だか好きな音ではないので、明日はリング付きサムレストと音を比べたり、元々ついていた固定式のサムレストに替えたりして比べてみようと思います。

音に変化が出るということは明らかでした。
夏の間にいろいろ比べて、自分にとってベストなセッティングを見つけたいと思います。

買ってよかった!大正解!!!

買ってよかったです、クランポンの軽量ケース。
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ダブルケースだということを忘れてしまいそうな軽さ。
「こんな重いもん持って歩くのか〜(片道たった5分だけど)」と練習に行くのが億劫になったり、「A管、置いてっちゃおう」と思ったりすることが無くなりました。

何が素晴らしいって、下管からベルを外して収納できる点。
これまでのダブルケースでは下管にベルを付けっ放しで収納していたのでコルクの劣化が気になっていましたが、このケースではそんな心配は無用!

そして、家にあるバックパックに入るかなぁと試してみたら、すっぽり入った!
日本に持って帰る時にも、バックパックにダブルケースと他のものを入れて機内持ち込み手荷物にすれば、それ以外にもう一つ手荷物がOK。今までのようにダブルケースだけで手荷物1個分という不経済なことをしなくていいのが嬉しいです。

「高いなぁ〜」とか「正方形ってどうよ?」って散々迷ったけど、これがあるおかげで毎日楽ができるって思ったら、送料込みで3万円出すだけの価値は十分あるわ〜。久しぶりにいい買い物をしました。

夏に買ったBb管用の軽量ケースもとてもいいです。
楽器を防護することが一番の目的だとしても、これまでの重〜いケースは何だったんだ!って感じ。
楽器を買った時に入ってくるdefaultのケース、あれだけでも何万円もするんですよね。何十年も同じ形、同じ機能(ってか、特に機能はない)、あれを少しは改良してケースの買い替えについて悩まなくてもいいようにしてくれればいいのに〜。

お助けグッズの取捨選択

25年以上のブランクを経て復帰してから早5年5カ月。
よそ様のブログで目にしたり自分なりに調べたりして、様々なお助けグッズを使って来ましたが、その中には「もう卒業しました。使っていません」という物もあるので、ここでまとめてご報告しておこうかと思います。

1. マジカル・リング
バレルと上管の間にできる隙間に水が溜まり一気に流れてくるのを予防しようと思って使い始めました。これを入れると鳴りもよくなるなぁと感じましたが、あっさり卒業。「鳴りがいい」ということが音の軽さにつながっているような気がして、そんなに鳴らなくてもいいや〜と思ったことがきっかけです。リングなしでもリードは十分に振動していて楽器は鳴っているので、もう必要ないかなぁって感じ。冬場になって、空洞に水が溜まるのが気になったら復活もあるかも。でも、楽器の鳴りはお助けグッズなしでも十分です。

2. リード・ブースター
これもマウスピースのテーブルの近くに貼ることでマウスピースの素材の方向性を…云々というので、使っていましたが、マウスピースはそもそも選定品しか使っていないので、貼らなくても問題なし。

3. 右手親指のクッション
クラリネットの重さを支える右手親指の痛みは、クラリネット奏者泣かせ。そこで、corn padtoe tubeという、足指のマメや魚の目対策ようのクッション材を親指にはめていました。ネック・ストラップを使っているおかげなのか親指自体が慣れてしまったからなのか、親指が痛くて練習に支障が出ることがなくなったためにクッションも使わなくなりました。

4. エナメル活性剤
へたって来たリードに塗って使うんですが、ネイルエナメル(マニキュア)の揮発臭が苦手なので使っていません。使っていた時にはいい感触だったんですが、もう1年も使っていないってことは私には不要なものだったんでしょう。

復帰から5年が経ち、毎日の演奏に関係したお助けグッズは徐々に必要ではなくなって来たということですかね。楽器の鳴らし方が上達し、力を抜いて楽器を構えることが自然にできるようになって来たのだと思います。

せっかくなので「今でも助かっているグッズ」。
多分、これからも使い続けると思います。

1. パラフィルム
歯並びが悪く下唇に下の歯の尖った部分が当たるので、下の歯に被せて使っています。これは毎日の練習に欠かせません。

2. ネック・ストラップ
これを使うことでの安心感は半端ないです。でも、製品説明に書かれている通りの長さを守ってはいません。関節リウマチで握力が極端に弱まったので、「これがあったら楽器を落とすことはないだろう」という安心感が必要なのです。実際には商品説明のようには首で重さを支えていないのかもしれませんが、ま、安心して演奏できることが大事です。

3. 保湿剤
カリフォルニアは乾燥が激しいので、楽器ケースにもリードケースにも保湿剤を入れています。

4. Reed Trimer
所有する数あるお助けグッズの中でもお値段高め…。でも、ものすごく精巧にできていて、リードの先端をmm以下の単位でカットできる優れものです。

5. 純金粉末入りキーオイル
頻繁に使うものではありませんが、学期の終わりなどに楽器を労う意味でメンテナンスをする時にチマチマ使っています。

他にもいろいろなものを持っていて、特にリード調整の道具については最近買ってまだ使用歴が浅いものもありますが、一番大事なことは、「楽器がいい具合に調整されていてちょうどいいリードがあること」。ここさえちゃんとしていれば、他にあれこれ使わなくても楽器は楽しく吹けるのかなぁ…と感じる今日この頃です。

ReedGeek

リードなんていう、品質にバラツキのある消耗品に演奏の出来栄えをかなり左右されているところがクラリネットの悲しいところです。金管楽器やフルートのように、楽器の管理さえちゃんとしていたら、同じマウスピース(頭部管)でサクッと吹けたらいいのにね〜。リードで悩まないクラリネット奏者はいるんだろうか…いないな。

先日、Veterans Day (退役軍人の日)の祝日でセールがあった時に、ReedGeekというリード調整の道具を買ってみました。
金属のスティックの各面がリードの削りたい箇所に合うような形状のナイフになっていて、それを使ってリードの裏や先端を削りながら調整するという仕組みのようです。リードの状態を見るためのゲージなどもセットになっていて、$60ちょっと。お高いような、そうでもないような…。

本番が近づいてきて、リードを調整しているヒマがない…。これにハマってしまって時間を取られるのは困ると思って、冬休みまではいじるのはお預けしてあります。実際の使用感については来月レポートします。

しか〜し、現在、本番で使う「これ」っていうリードがない…。普段よりもちょっと困った状況になっています。来月なんて言ってないで少なくとも本番用の1枚をどうにかするべきかも…。

アメリカは木曜日が感謝祭なので、私は明日から休日に突入。なんと5連休です。
この間に本番用のリードをなんとかするとともに、曲の完成を目指します。

リード調整用具一式

昨日、「リード調整にばかり時間をかけていられない」と書きましたが、その後ネットで、リード調整について断片的な情報ではなくて総合的に解説してある記事を見つけました。これまで見つけた情報はよく言えば個人の経験談、成功談、でも実のところはanecdote的な裏付けのないものでした。今度のは違うぞ〜。なぜリードのその部分に手を加えるのか、どのように手を加えるのか、説明を読んで納得できました。これを元にして、もう少し研究してみることにします。

これまでの断片的な記事を元に集めて来て、現在使っているリード調整用の道具です。
幸いなことにこれらの全ての道具が今後も役に立ちそうです。
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1. VandorenのReed Trimmer
2. ハンドドリル(4番)用の細〜いドリルビット
(失くさないように缶のふたに貼り付けてあります)
3. 爪切り
4. ハンドドリル本体
5. アート用のカッター
6. アクリル板
7. 紙やすり
8. LEDライト(クリップ式)

6番のアクリル板は本来ガラス板がよく使われていますが、ガラスを割らないで持ち運ぶ自信がなかったので近所のホームセンターで厚手のアクリル板を購入しました。これがやたらと大きい…半分のサイズでも十分なんですが、お店では半分にカットしてもらえなかったのでそのまま使用しています。$5ちょっとで買えたんだから、もうこれでいいことにしました。水をつけたリードの裏面を貼り付けて均一性を見たり、上に紙やすりを置いてこすってリードの裏面を均一にするという作業に使います。

5番のカッターは、8番のLEDの光をリードの裏面から当てて、原材料の葦の線維(維管束)が密集している部分見つけ、それを切ったりするのに使います。

8番のLEDは譜面台にクリップで留めて部屋が暗くても楽譜を明るくできるように買いましたが、その目的には光量が足りず(照らされる範囲が狭く)、至近距離からリードを照らすといういい用途が見つかってよかったです。

今日もリードを2枚調整しましたが、昨日自己流でやってリード2枚を瞬殺してしまったのと比べたら、かなり慎重に作業をし、その結果いい吹奏感になりました。焦らずに少しずつ手を入れる…一番大事なことはこれですね。

クランポン軽量コンパクトケース

クランポンの『軽量コンパクトケース』、Bb管用のシングルケースを春に購入し、一時帰国の時に日本から持ち帰りました。(リンクはAmazonですが、他の楽器店で買えます。割引されて1万円ちょっとになる場合が多いかも)

これがとにかく軽い!!
今練習している曲がBb管の曲なので、今週はこのケースに入れてBb管だけで移動していますが(移動って言っても大学のキャンパス内なので片道5分ちょっとです)、昨日は持ち上げた時に「中身ははいってるのか?」と不安になるほど軽く感じました。一緒に持っていく楽譜、小物が入っている布製の袋の方がぐっと重かったので、そっちの中身を少し取捨選択しなければ…。

でも、「A管を持ち歩かなくなる→A管を吹かなくなる」という図式は目に見えているので、この軽さに慣れきってしまう前にまたダブルケースに戻して、ちゃんとA管とBb管の両方を持ち歩くようにしようと思います。

アメリカに住んでいて、ほとんどの移動が徒歩5分程度または車…という状況ではありがたさはあまりわかりませんが、日本でBb管しか使わないと分かっていて電車で移動する日なんかはすご〜く便利だと思います。同じ理由で同じバージョンでA管用のシングルケースがあったらものすごく欲しい!

アメリカではこういう軽量ケースが売られていません。クランポンの正規品をアメリカで買った場合はアタッシュケース型の分厚くて頑丈なケースに入っています。だからアメリカで軽いケースを探すとbamというフランスのメーカーに行き着いてしまいます。私が今使っているダブルケースもbam製です。軽くて気に入っていますが大きさが変則的なので飛行機の移動には向かないかも…そういう意味ではクランポンの軽量ダブルケースも正方形の形が微妙です…。

東レのトレシー

お助けグッズというほどではありませんが…。

ジョイント部分の余分なグリースを拭き取ったりするのに、最近、メガネ拭きの東レのトレシーを使っています。
たまたまオフィスの引き出しの中にあったので、何気なく使ってみました。
特殊な繊維でできているので汚れ落ちがよく、メガネのレンズに使えるぐらいなので柔らかいです。マウスピースの外側の汚れを拭き取ったりするのにも使えそう。

前は古くなったコットンのハンカチを使っていましたが、トレシーの方が水分の吸収も速くていい感じです。

ちなみにトレシーについた油汚れは台所用洗剤で揉み洗いすると楽に落ちるので、毎週1回、ネックストラップを洗う時に(こっちは衣類用洗剤を薄く溶かして、首に当たる部分だけつけ置き)、スワブはネットに入れて洗濯機で洗い、トレシーは台所で手洗いして、全部すっきり綺麗にしています。

Toe Tube

先日買ったcorn padがなかなかよかったので、もっとコスパのいい製品を買ってみました。
YouTubeならぬ"Toe Tube"。
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自分の好きな長さに切って使うもので、この2本からは10個以上の親指プロテクターが作れる計算です。
ただ問題点は、この製品は内側全周にシリコンの層が貼り付けてあるので、あまり伸びがよくないんです。ずっとはめていると親指が締め付けられる感じ…。

そこで、指の腹の方に来る部分のシリコン層をはがして切り取ってみました。布地だけの部分は伸縮がいいので、これでバッチリになりました。

いろいろな商品名のものがあると思いますが、こちらは『Zen Toes』
「アメリカあるある」なんですが、アメリカ人は日本語の中の「禅」という言葉に「心の平穏」のイメージを強く重ねているので、何か心が休まるものがあると、"zen"という言葉を使って形容したがります。この製品の場合は、「足の指の痛みが和らいで心が安らかになる」ってことなんでしょうね。
他には「よく切れる刃物」=ninja、「身体能力が高い人」=ninja、「折りたたんで省スペースで保管できるもの」=origami、「前身頃が打ち合わせになっている服」=kimono、「袖の幅が袖口まで同じ服」=kimonoという感じで、「そういうイメージなんだなぁ」という日本語を製品名につけることが多いです。

最近見て笑ったTVコマーシャルは、コーヒーメーカーがNinjaだったような…。
あ〜、忍者はコーヒー飲んでなかったから、多分…。

右手親指を守るCorn Pad

楽器を支えている右手親指の痛み、私の場合は関節リウマチと相まって毎日とても痛いです。親指関節のちょっと上に指かけが当たるのですが、そこがジンジン痛みます。

何かいいグッズはないだろうか?

たまたま薬局に行く用事があったので、靴擦れや外反母趾など足の痛みに対処する製品を見ていたら、いい物が見つかりました。

Corn Pad。
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この場合のcornはトウモロコシではなく、足にできた魚の目やタコという意味です。
製品の写真にあるように、魚の目ができた足の指にこれをはめて、痛みを抑える製品。
内側にはジェルの層があって、はめている間に魚の目を柔らかくする効果もあるようです。

指にはめるとこんな感じになります。

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指かけがあたる方にジェルのシートがあるのが見えますね。
練習で使用した感じでは違和感なく使えて、痛みも軽減されますが、欲を言えばジェルシートがもう少し厚かったらいいなぁ…と思いました。靴のかかとの靴ずれを防止するためのジェルパッドがあったので、それを小さく切って挟み込んで厚みを増してみようかなぁ。

最近重宝しています、Reed Trimmer

Françaisの曲は低音域から高音域まで幅広い音域が使われていて、しかも高音域では延々とスタッカートが続いたりします。

何が大変ってリード選び…。

柔らかすぎると低音域が開き高音域が痩せてしまったり音程が下がったり、硬すぎると反応が悪くなって低音の発音が遅れ気味になったりスタッカートがもさっとしたりするので、練習を始める前にあ〜でもないこうでもない…とリードを選んで調整しています。

そして、特に高音域を練習すると、すぐにリードがへたる。
昨日は丁度いい硬さだったのになぁ…ということが度々あります。

そういう時に活躍してくれるのがこのReed Trimmer

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髪の毛よりも細くピシッと先端を切ってくれるので、鳴りはいいんだけどちょっとへたって来たリードをカットして復活させるために使っています。

最近は毎日の練習に持って行っているので、練習に行く時の荷物が多いったら…。
残念ながら、このtrimmerはVandorenの56 Rue LepicとV21用で、青箱には青箱用のTrimmerがあります。(先端のカットのカーブが違います)
私のように使うリードの銘柄がほぼ決まっている人には超オススメです。