頭がどうかしているか…?

練習を終えてオフィスに戻ったら、日本で勉強会に出させていただくことになっているクラリネット教室の先生から当日の予定変更のお知らせメールが来ていました。参加予定者のお一人が体調を崩されて出演をキャンセルされた…とのこと。
「ふ〜ん、どの曲を演奏することになっていたのかなぁ?」…と見てみたら、Schumannの『Three Romances』の1曲目でした。他のお二人が2曲目と3曲目をそれぞれ演奏して組曲になる予定だったのに、勿体無いなぁ…と思ったのです。

…で、次の瞬間、先生に「練習したことがある曲なので、吹けます。代打で演奏しましょうか」とメールをしていました。

先生からはOKのお返事をいただいたので、『Quasi Kwazi』と合わせて2曲演奏することになりました。

お〜い、自分、頭がどうかしてるのかぁぁ?…って感じです。

Schumannは大好きなのに、ECMで演奏するチャンスは皆無で、友達に伴奏をお願いするにしてもピアノ伴奏自体がかな〜り難しいですからね。こういう代打のチャンスを活かして演奏しないと、練習したのに一生演奏するチャンスがないかも…と思ったのです。週末もあるし、きっとなんとかなるでしょう。

勉強会も今年はたまたま一時帰国中なので参加できますが、次は何年後になることやら。だから今年は2年分まとめて参加しておこう!…そんな感じ。
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この夏練習したい曲

さて、3カ月半の無駄に長い夏休みが始まりました。

今年はThe Music Academy of the Westのチケットのシステムが変更になって、毎日masterclassに行けるひまなジジババ悠々自適なお年寄りを対象にしたようなパスなどが中心なので、masterclassには行かないかもしれません。Dudamelが指揮をするコンサートもあるのですが野外コンサートは行くだけで駐車場のことなどがあれこれ面倒なので、家でstreamingを聞けばいいかなぁと思っています。2014年に行き始めてすごく勉強になり刺激になりましたが、It's about time.ってとこかな…。その分、自分の練習に集中しようと思っています。

6月下旬に日本のクラリネット教室の勉強会で『Quasi Kwazi』を吹くので、それまではほぼこの曲にかかりきりですが、その後の3カ月ぐらいは何を練習しようかなぁ…と思って、数ある「吹きたい曲」の中から選んだのはこちら。

1) Joan TowerのFantasy ('. . . Those Harbor Lights')
2) LarsenのCorker

以上の2曲は好きな曲でなおかつECMで演奏できる可能性がある曲です。でも、ECMに残るかどうかは未定だし、先生がこの曲をプログラムに入れてくれるかどうかもわかりません。
どちらもかなりの難曲なので、この夏だけでは終わらない可能性大。そしたら演奏するチャンスは永遠にないかもしれません。でも、ま、やってみる!

3) BergのFour PiecesとAdagio
前者はクラリネットとピアノ、後者はクラリネットとピアノ、そしてバイオリンが入ったトリオです。flutter tonguingが要所要所に出て来るのですが、なんとかモノにしたいです。これもECMで演奏する可能性がある曲。でも、…(以下同文)

4) MuczynskiのTime Pieces
かなり練習したのに完成せずに放置してしまった曲。ECMの先生は好きじゃないそうなので、ECMとは無関係に自分の趣味で練習しようと思っています。…ってか、そもそもクラリネットって私の趣味じゃんか!趣味以外の何物でもない!!

5) Brahmsの五重奏曲 
A管を吹く機会がなかなかないので、この曲を練習しながらA管の感覚をキープして行こうと思います。

相変わらず、無茶な選曲ばかりですが、私は上達の道筋は直線ではなくスパイラルだと考えているので、この夏に完成しなくても、将来的に何度も挑戦して少しずつ高みを目指していけばいいのさ〜と思っています。
先生によっては「今はこんな曲は無理です。ヤメておきなさい」という方もいるようですが、特に大人の学習者(というか、私の場合はもう高齢の学習者)の場合、一歩ずつエチュードを積み上げてなんてやっていると、好きな曲を一度も吹かないうちに年齢による限界が来ちゃいますからね〜。「パラシュート学習法」で、まずは好きな曲を練習しちゃおうと思っています。

充実した夏にするぞ〜!
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まだ迷っている中での応急処置

ToscaのA管の右側のトリルキーの形と位置がしっくりこない問題を自分なりに検証、改善しようと思って、こんな応急処置をしてみました。
いつもは下唇の痛み防止に下の歯に被せているパラフィルムを、一番よく使うトリルキーに何重かに巻いて数ミリだけ下に延長してみたのです。
taped.jpg

キーの下側も厚みが増してしまうことになるので、トーンホールの開きが狭まって音程が狂うかな?と心配したのですが、チューナーで確認したら大丈夫でした。
このキーは上第2間のシ♭で使うことが多く、この音とアルティッシモ音域の音との跳躍がある時などに「このキーが数ミリ長ければ右手人差し指の動きが楽になってスムーズにできるのに〜!」と思っていたのが、改善されました。今日試しに吹いた感じでは、巻いてあるパラフィルムが他のキーに干渉することもなかったし、テープが崩れることもなかったのですが、所詮は応急処置です。

これと並行して逡巡しているのが、夏に昨年11月に中古で買ったToscaと2014年に中古で買ったR-13のA管のどちらを持ち帰って修理/調整に出すか…ということです。
R-13は2016年に弾丸一時帰国をした時に「ソとレの抜けが悪い」という問題点をいつもお願いするクラリネット専門店では完全には直してもらえなかったので不満が残っている状態です。それを今回持ち帰って別のお店に修理を依頼する…これがオプション1。

R-13は諦めて、Toscaをしっかり調整してもらう…これがオプション2。

この際だから両方持って帰って、どちらも調整に出す…これがオプション3。

Toscaは鳴りのよさでは圧倒的です。でも、鳴る楽器がいい楽器なのかと疑問に思うことも多々あります。どうにも節操のない音に聞こえることもあるからです。Tosca、持って帰って売りさばいちゃうというチョイスもありか…。あ〜、悩む…。

一応、2つの専門店に修理の予約は入れてあるのですが、どちらかはキャンセルすることになると思います。1週間ぐらいのうちに結論を出そうと思います。
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三種の神器のお洗濯

クラリネットの演奏に欠かせないものの中ではイマイチ重要度は高くないですが、毎週お洗濯しているもの、それは…
    スワブ
    接続部分にたまった水分を吹く布
    ネックストラップ

スワブは高校、大学時代には年に1度ぐらいしか洗ったことがありませんでした。今思うと何とも不衛生ですが、周りもそんな感じだったのでそんなものだと思っていました。接続部分を吹く布は、高校、大学時代にはそもそも持っていませんでした。おそらくスワブで拭いていたんだと思います。そして、グリーズがついちゃったスワブをまた管に通すということを平気でしていたんだろうなぁ…。

高校時代は年季が入った学校備品のR-13でマウスピースも学校備品。自分に合っていたかどうかもわからない、種類すら知らないマウスピースで吹いていました。後輩たちはどうかせめてマウスピースは自分に合ったものを使っていますように…。大学時代はどちらも自前になりましたが、手入れはかなりいい加減だったと思います。「新しい楽器は最初は長時間吹いてはいけない」とか、全然知りませんでしたしね〜。気がついたらB♭管のベルにまっすぐ割れができていましたが、当時はスケールもエチュードもA管を吹いていたので「ベルだからいいや」と修理するすら考えませんでした。ベルだから割れがあってもいいってわけじゃないことは今ならわかります。(ベルの割れは数年前にきちんと修理してもらいました)
こんな適当な扱いでも、購入後30年以上経ってもよく鳴っているし、私のいい相棒です。楽器はきれいに磨いて飾っておくためにあるわけじゃないですからね〜。毎日鳴らしてあげてこそ価値があると私は思っています。

ストラップは、リウマチで握力が弱くなった今は手放せません。首筋に直接当たらないように(汗が滲みないように)タオルを巻いて使っていますが、それでも汗が滲みてしっとりしてしまうので、週に1度は洗濯しています。このストラップは革ではなくウェット・スーツと同じような素材なので手洗いが楽にできるところが気に入っています。ファッション性はゼロですが、一番目立って欲しいのは私の演奏そのものなので、ストラップ(や衣装)は地味でいいのです。

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卒業リサイタルのお手伝い?

クラスが終わってオフィスに戻りメールをチェックしたら、知らない学生さんからメールが来ていました。

音楽科の4年生の学生から、「卒業リサイタルにクラリネット奏者が必要だからお願いできないか」と…。私がですか??
日程的には大丈夫なんですが、どんな曲をするんでしょうね。
「私ができる曲ならお手伝いしますから、曲名を教えてください」とお返事をしました。
同じ学科のクラリネット専攻の学生に頼めばいいのに…。
私のメールアドレス、誰から聞いたんだろうか…。むむむ。
でも、誰かが「あのおばちゃんに頼みなよ」と私を推してくれたわけですから、それはそれで嬉しいです。

私が好きな曲だといいなぁ、Brahmsのトリオとか…って、この学生さん自分が何の楽器を演奏しているのかも書いていませんでしたよ。もっと情報くれ〜。
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口内炎…

抗リウマチ剤の服薬を始めてもうすぐ10カ月、これまで服薬後の吐き気、疲労感はありましたが他の副作用はありませんでした。
でも最近頻繁に口内炎ができるようになりました。口内の粘膜がただれるほどのひどい口内炎ではありませんが、ポツン、ポツンと痛い箇所ができます。それが下唇の内側だったりすると、楽器を吹く時に当たって猛烈に痛いです。

そんな時は休んじゃえばいいんですが、ECMのリハが入ったりすると自分の都合で「今日は吹けません」って言うわけにもいかず…。
どうしても痛い時にはこの薬を塗っています。
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痛みは軽減されますが、根本的に痛い部分が治るかといったら微妙…でも、塗らないよりはずっとマシ。

この薬、この6月で発売中止になるそうなので今のうちに買っておかないと…。実は今日も口内炎が痛くて薬を塗りました。治るといいなぁ…。
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面白いアンサンブル

夏時間への切り替えに伴う時差ぼけで、今日はとにかくだるい!
目の前に差し迫った演奏会があるわけでもないので、練習はお休み〜。
宿題がないと勉強しない学生みたいな怠け心を許してください。ま、たまにはいいか〜。

オフィスで仕事をしながらYouTubeを聞いていて、なんだか面白いアンサンブルのグループを見つけました。
CARION、デンマークのグループのようです。ちょ〜っと演出が過剰かな〜とも思いますが、楽しめます。

他の若手のアンサンブルのグループでは、Berlin Counterpointもお気に入りです。

明日はミーティングがあるんですが、その前にちょっとは練習しようかなぁ。
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"Quatuor pour la Fin du Temps"

iTunesで買っちゃった〜。
Martin Fröstが演奏している『Quatuor pour la Fin du Temps』(世の終わりのための四重奏曲 composed by Olivier Messiaen)。

Martin Fröst、実はそんなに好きなクラリネット奏者ではなかったんですが、だんだん好きになってきました。演奏中の無駄な派手な動きがなんだかちゃらちゃらしている気がしてイマイチ好きになれなかったのですが、彼の演奏したBrahmsのソナタのCDを何度も聞いているうちに、力みのない演奏が好きになりました。

『Quatuor pour la Fin du Temps』は、2年前に無伴奏のソロにチャレンジした時に、ECMの先生が教えてくれた曲で、一度演奏会を聴きに行ったこともあります。
途中にクラリネットが無伴奏で吹く楽章があります。戦争中に捕虜収容所でこの曲を作曲したMessiaenは、聞こえてくる鳥のさえずりを「自由で平和な世界」の象徴するモチーフとして描いていたのではないでしょうかね。
全体的に難しい曲ですが、いつかは演奏してみたいです。
確か以前はうちの大学の音楽科の図書館に楽譜があったのですが、昨日の夜に検索したら出てきませんでした。リクエストして遠くの図書館から取り寄せてもらっちゃおうかなぁ。
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マウスピースの試行錯誤

先週の月曜日のピアノ合わせの後で自分の録音を聴いてショックを受け、思い切ってマウスピースをブラックダイヤモンドからB40に戻したわけですが、戻してみて気がついたことがあります。

ブラックダイヤモンドで吹いている時には座奏と立奏の音の響きの差が大きかったような気がするんです。
座っている時にはしっかりした音が出ているのに立った時には何か頼りない音がして、私は「床で跳ね返ってくる音の有無」がその差を作っているのかなと思っていました。
でも、「以前B40で吹いていた時にはそんなことを感じなかったのにね〜」という疑問も消えずにいたんです。
今日のピアノ合わせでは、立奏でもしっかりと音が鳴っていて、「もしかしてブラックダイヤモンドが私の吹き方に合わなかったのかな?」という結論に至りました。

最初のうちの鳴りはいいんだけれど、すご〜く楽に吹けるんだけど、油断すると音の輪郭がぼやける感じ…何だったんだろうね〜。

この試行錯誤でよかった点は、自分が選ぶリードの幅が広がったこと。
今までは3番の中でも柔らかめのリードにしか手が伸びませんでしたが、ちょっと抵抗があるリードで吹いている時の音もいいなぁと思うようになりました。曲調や音域にもよるんですけどね。「硬いリードは嫌い!」という食わず嫌いがなくなったかもしれません。

ということでB40に戻すのはもう決定です。1カ月ぐらいしか使わなかったブラックダイヤモンド、勿体ないわ〜。でも、こういうこともあるさ〜。
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レパートリーと呼べるもの

6月に一時帰国した際に日本での勉強会に参加しようと思って申し込んでみました。
その際に、今はまだ未完成でも6月の勉強会までには人前で通して吹けるようになりそうな曲は何だろう?と考えたのですが、知らないうちにレパートリーが広がっていることに気がつきました。

現代曲なら:
Marcel Chyrzynskiの『Quasi Kwazi』、『Quasi Kwazi II』
Leonard Bernsteinのソナタ
Max Regerのソナタ3番

ちゃんとした(?)クラシックなら:
Brahmsのソナタ1番、2番
Schumannの『Three Romance』、『Fantasiestücke』
Weberの『Grand Duo Concertant』

小品なら:
Max Regerの『Two Pieces』
フランスの作曲家の小品あれこれ

復帰した頃はもちろん大学時代にもソロで演奏できるレパートリーなんかゼロでしたから、毎日コツコツ練習していることが少しは形になっているのかなぁと思いました。
えらいぞ、自分!たまには褒めてあげよう。

でも、BozzaとかPoulencとかSaint-SansとかMuczynskiとか、折をみて練習しているのにまだまだ仕上がらない曲も多いなぁ…。春休み、夏休みになったらもうちょっと頑張ろう!

それはともかく、今はとにかくSowerbyのソナタに集中します。
ECMの先生が好きで選んだ曲ですが、ピアノとの絡みも含めてすっごく素敵。今では私もこの曲にかなり惚れ込んでいます。
そして、この変化の激しい難しいピアノパートを弾けるのはECMの先生しかいないなぁと思うので、この貴重な経験を存分に味わえるようにしっかり練習するつもりです。だから、エチュードを含めて、演奏会が終わるまではSowerby以外の曲は封印!
私のような素人のおばちゃんがこんな曲を演奏させてもらえるチャンスって滅多にありませんからね。頑張ろう!

ちなみに6月の勉強会ではMarcel Chyrzynskiの『Quasi Kwazi』か『Quasi Kwazi II』のどちらかを吹かせてもらうことにしました。ものすごく直前に一時帰国して勉強会に臨むので、ピアノ合わせがない方がいいかなぁと思ったもので…。先生は快くOKしてくださいました。実際に一時帰国できるかどうかが今は未確定なのですが、なんとかこのチャンスを活かしたいなぁと思っています。
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