2月28日の練習

土曜日なので午前中に練習に行って来ました。

今日練習した曲:
Poulenc, Sonata for Clarinet and Piano:
全体の音を確認。とにかく臨時記号多過ぎ〜。ラでも全然支障がないところでシにダブル♭ってありか?Poulenc、頭おかしい。
音と指の分担が確認できたので、あとは練習するだけ〜。
音のつながりの都合で、1拍分の音の途中で密かに左右の小指を入れ替えなければいけない箇所あり。下管左側にEsレバーがついているクラリネットなら、こんなに左右の小指の担当を気にしなくてもスムーズに行くんでしょうかね。
この曲は今日で2度目の練習ですが、きっちり練習すれば夏までにはできるようになるかもしれません。

Weber, Concertino:
部分的に細かい音符の部分を練習した後、通してみました。
相変わらずまだまだ。ちょっとぐらいのことは気にせずに前にいかないとダメなのかも。じゃんじゃん通し練習をして、そこから部分練習に戻ってこようと思います。


もう唇は痛くない。

クラリネット吹きの永遠の悩み…それは、マウスピースをくわえる時に歯に被せている下唇が痛くなること。

復帰直後は、一体全体どんなくわえ方をしていたのでしょうか。なぜか上唇も痛くて、「さすがにそれは何かが間違ってるよ〜」ってすぐに気が付いて直しました…。問題の下唇、私は歯並びが悪くて丁度歯の角の部分が下唇に当たるので、2日吹いたら3日目には唇が痛くて痛くて…。

この悩みを解消するために調べたら、いろんな方法があるんですね。
1)市販のプロテクター
  加熱して柔らかくしたのを歯に被せて、歯形を取るような感じで合わせるらしい。でも、手に入らなかったので使ったことなし。

2)あぶらとり紙
  畳んで歯に被せる。試したけど、マウスピースをくわえる度に位置がずれちゃってダメだった…。

3)入れ歯用のクッション材
  これは英語のクラリネット奏者の掲示板で発見。
シート状になったワックスで、口に入れると柔らかくなるので、それを歯の上に被せて使う。密着するのでよかったんですが、時間が経つと柔らかくなりすぎて、肝心の歯の角の部分が薄くなって来ちゃうのが難点だった。

4)パラフィルム
  こちらのブログで知りました。アメリカでは園芸材料(接木用??)として売られているので、それをAmazonで購入。2センチx2.5センチぐらいにカットしたものを畳んで歯に被せてます。これは最高!歯にピタッと密着しズレない、時間が経っても薄くなったり柔らかくなったりしないので、何度も繰り返し使えて経済的です。

パラフィルムをプロテクターとして使い始めてからは、2時間ぐらい吹いていても全然平気になりました。翌日に痛みが残ったりしないので、毎日同じコンディションで練習できるので時間が効率よく使えて助かっています。

あ、でも気をつけていることも一つ…。
「唇が痛くならないのをいいことに硬いリードを選ばない」
唇が痛くならないと硬いリードでもちょっと楽に鳴らせるようになるわけですが、硬いリードを吹く時、(私は)無意識に強く噛んでしまっていて、音を殺してしまっている気がするんです。上手く表現できませんが、リードが自由に振動していない感じとでもいうのでしょうか。私は56 Rue Lepicの3番(青箱の3番よりも薄い)あたりで心地よ〜く吹きたいと考えているので、唇が痛くならないのをいいことに、硬いリードで力んで吹くのは避けたいなとリードを選ぶ際に気をつけています。

好きな歌を歌うように自然に息を入れて楽しく吹きたい…50代の体力ではこういうことを意識していかないと、結局長続きしませんから。

2月27日の練習

今日は午前中に時間ができたので10時頃から練習室へ。
リードを選んでちょっと吹いたところで、誰かがドアをノックしました。

私が使っている練習室は実はピアノ用の練習室で、たまに弦楽器や声楽の学生が練習に来る以外は全員ピアノを練習してます。管楽器を練習しているのは私だけ。取りあえず誰も文句を言わないので好きに使っているのですが、弦楽器よりはかなり大きい音で同じ箇所を繰り返し繰り返し練習するので、「近くにオフィスがある先生はうるさ〜いって思ってるかもなぁ」と心配していました。

ドアを開けたら、明らかに学生じゃないおじさまが立っていました。

"Hi, I'm a bassoon instructor. My office is nearby."

ああ、こりゃいよいよだ〜。
「うるさいから、管楽器はここで吹かないで」って言われちゃうかな。
それとも「君、音楽科の学生じゃないでしょ?」と問いつめられちゃうかな。(見るからに学生じゃないしね…はは。)
心臓バクバク…。
ここで吹けなくなったら、明日からはどこで練習したらいいんだろう…。

"I enjoy listening to your practice. You have a great practice habit."

へっ?
その後和やかに自己紹介してお別れしました。
は〜〜〜〜、びっくりした〜。
でもとても嬉しかったです。
そんなに楽しんでくれているなら…と、今日の練習は余計にしつこく一箇所をおさらいしてみました。

今日練習した曲:
Weber, Concertino:
細かいところを中心に。でも、まだ1小節も暗譜していない。指が覚えていることを祈りましょう。

Mozart, Clarinet Concert:
第2楽章から第3楽章にかけて。特に第3楽章に繰り返し出てくるスタッカートの粒と質感を揃える練習。

Rabaud, Solo de Concours:
去年の夏に練習し、途中で放り投げた曲。次の発表会の候補になっているので、冒頭からゆっくりのところまで復習。しか〜し、前よりも下手になっちゃった。そりゃそうだよね、ここ数か月練習してないもんね。またしても挫折する予感。



Ultimateな運指表

運指がわからん!…を何とかしないと、スケールの練習もままなりません。

日本にいる姉に、運指についての本を買って送ってもらったこともありましたが、「な〜んかうまくいかないなぁ。他の運指ってないんだっけ?」とネットで検索しているうちに、すごいウェブサイトが見つかりました。

Clarinet Fingering Charts
全ての音域について、ありとあらゆる運指をカバーしていて、その音の前が何なのか(下の音域からつなげたいのか、上の音域からつなげたいのか)、音量はpなのか…なども考慮されています。

Trill Fingering Chart
これはトリル用。

このサイトには他の木管楽器の運指も載っています。
これを作ってくれた人は神様だな…。

学生時代は高音域と言っても大したことなかったのですが、復帰後に練習しているソロの曲の中にはもはや上第何線なんだ?と一瞬では数えられない音域が当たり前のように出て来るので、この運指表は本当に助かります。

でも、むちゃくちゃ高い音になると、運指は間違っていても気合いでその音が出ちゃうんですね。後で運指表を見て、「あ、運指が違ってた…。でも、出たからいいか〜」っていうことも度々あります。(これは多分クラリネットの倍音のシステムとも関係があるんだと思います…)

高音域の音を当てるのには、運指も大事だけど、息の圧力とか口の中の形(広さ)とか舌の位置とか、いろんな要素が絡み合っているのね〜ということに気が付きました。そこが鍵盤楽器とは違うんですね。

ということで、高音域は学生時代よりもきっちり吹けるようになりましたよ。
年の功なのか、年寄りの冷や水なのか…?


運指がわからん!

2013年の夏に一時帰国をした際に、長い間姉の家の納戸に保管してもらっていたクラリネットをオーバーホールに出しました。
事前にショップに連絡して、短い日本滞在中に全て終わるように日程を組んでもらって持ち込み、オーバーホールが終わって引き取りに行った時のこと。

「あちらの防音室で音出しをして確認してみてください」と、ショップにある防音室に通されました。

予め買ってあったレジェールの柔らかめのリードをつけて、最初に出した音は開放のソ〜。
で、他の音の運指はどんなんだったっけ??
一応ネットで見つけた運指表をプリントして持って行ったのですが、キーってこんなにたくさんついていたんだっけ?としばし呆然。どの指がどのキー担当なんだっけ?という有り様で…。
結局、ソー、ソー、ソーばっかり10回ぐらい吹いて、「これで大丈夫です」とお店を後にしました。
お店の人は「開放のソだけで全てのコンディションが分かる達人か!?」と思ったに違いない。(←そんなわけない)

その後、最寄駅近くのカラオケに飛び込んで運指表を見ながら格闘したのは言うまでもありません。

もっと正直に言っちゃうと、実は「リードの付け方」が思い出せませんでした。
「マウスピースの先端から髪の毛1本分出すんだっけ?いや、下げるんだっけ?」というような状態で、家に帰ってからネットでチェック。

そんな復帰第一歩でしたが、す〜っと息が入ってちゃんと音が出たことがとにかく嬉しかったです。



大学時代 その1

大学入学が決まり、田舎から上京した時には、大学ではクラリネットは吹かないつもりでいました。
私の大学には吹奏楽部がなかったからです。
当時は「オーケストラで吹くなんて、自分一人でそのパートを吹くなんて、そんな心細い状態には耐えられない…」と思っていました。

でも、大学の寮に入寮して1週間ぐらいのある日、同じ階に住んでいた美しい先輩が「高校でクラリネットを吹いていたんだったらオーケストラに入ったら?」と勧誘にいらっしゃったんです。せっかくだから…とのこのこ見学に行き、ふらふら〜っと入部を決めてしまいました。

で、親に頼んでB♭管を買ってもらいました。
当時の領収書がまだ残っていて、楽器とマウスピース全部で20万円。同じオケのクラリネットの先輩にお願いして、横浜のセントラル楽器さんで買ってもらったようです。(この辺のことは先輩任せだったので全く記憶にない…)

うちの大学のオケはご近所にある医科歯科の大学と合同編成で、練習の後は常に飲み会。医科歯科の大学はちょっと年上の先輩が多かったためか、1年生の最初の頃はほとんどが先輩が奢ってくれました。「これはいいや〜」と思っていたのですが、世の中はそんなに甘くない…。

クラリネットのパートは、もう実質的には引退された4年生の先輩が3人、2年生の先輩が2人。ほんわかした雰囲気でした。でも、医科歯科の大学にクラリネットパートの主のような、鬼のように厳しい先輩がいて、私の苦難の道はここから始まりました。



(to be continued)




2月25日の練習

午後6時から1時間半練習。

WeberのConcertinoをしつこくおさらい。
昨日よりはいい状態なんだけど、まだまだ正確さに欠ける。
この状態でピアノと合わせるとさらにガタガタ〜っとするので、もうちょっと練習しよ。
暗譜もしてないなぁ。日曜日のレッスンまでにできるだろうか…多分できないだろうなぁ。

昨日はA管を吹かなかったので、今日はMozartの協奏曲から第2楽章をおさらい。
この曲はピアノと合わせた方が歌いやすい気がする。
カデンツァ(というほどの長さではないけど…)がイマイチ滑らかではないんだけど、全体としてはまとまって来た感じ。
次は第3楽章かな?

今週は仕事が爆発的に忙しい…なんかぐったり〜。
そんな時こそ練習すると気分転換になっていいかも。
って分かってはいるんだけど、「練習に行くか、練習に行かずに家に帰って晩ご飯を食べるか」…毎日悩みます。


練習場所の確保

2013年夏にクラリネットを再開するにあたって、一番心配だったのは、練習する場所が見つかるかどうかです。

大学卒業後、クラリネットから遠ざかった一番の理由は「練習場所がなかった」こと。
当時、都内の高校に勤務していましたが、勤務時間中に自分の趣味で楽器を吹く時間や場所を確保するのは難しく、就業時間後は?というと、アパートで練習するのは到底無理。当時は、今のようにカラオケボックスがそこら中にあるわけではなかったし、カラオケボックスで楽器を吹くなんてことが考えられない時代でした。

せっかく楽器をオーバーホールに出しても、その後きちんと練習しなかったら意味ないよね…。でも、一体どこで吹いたらいいんだろう?いろいろと悩んでいる時に、こんなサイトを見つけました。

『個人練習ナビ』

公共施設や商業施設で、楽器の音が出せるところを検索できるシステムです。
すご〜い。これを考えて公開している人は神様ですね。

よし、日本にいる間はカラオケボックスで練習できそう!
これで問題は年に2週間分は解決。(←一時帰国している間は大丈夫になった…)

じゃあ、アメリカにいる間は?? (←1年のうち約350日はアメリカにいますから、こっちの方が深刻)

一軒家の2階部分を借りている身としては、大家さんちの迷惑を考えると家ではとても音出しできません。

こうなったら近所の小学校の校庭の隅で吹くか…?

う〜ん。

う〜〜〜〜〜ん。

この悩みはある日突然、全面的に解決しました。
勤務先には音楽科があるのですが、復帰後1か月目で見つけた地元のクラリネットの先生を通じて練習室の鍵を借りることに成功したのです!音楽科の練習室は1日24時間、1年365日無料で利用でき、幸か不幸か音楽科の学生たちはそんなに練習しないのでガラガラ。そんなこんなで基本的には週に5日、2時間ずつ、た〜っぷり練習しています。

2月24日の練習

仕事が長引いてしまって、午後7時から1時間半の練習。

WeberのConcertinoは細かい音符のところで、指が均等に回るように取り出して練習。
細かい音符が続くところは暗譜するように言われているんですが、それはさておいて(そのことが心理的に負担にならないように)、楽譜を見てもいいことにしておさらい。昨日練習を休んだので、一昨日できたことができなくなっている…がっくし。
でも、そんなことは50代にはよくあることなので気にしない。今日できなかったことが、明日突然きれいにできるようになることもあるしね。

Poulencのクラリネットソナタは、初めて吹いてみました。
細かい動きと高音域のピッチに悩まされそうですが、思ったほど「無理〜こんなの無理だよ〜!」ではない感じ。
楽譜を買った時には、一度も吹かないまま棺桶に楽譜を入れてもらうことになるかと思いましたが、じっくり練習すればできるようになるさ〜っていう印象。私が苦手なのは短い曲の中に緩急が入れ替わり立ち替わり出て来るような曲なので、楽章ごとの特徴がはっきりしているPoulencはむしろ取っ付き易いかも〜と、ポジティブに行きます。


チューニング

日本で演奏していた頃からピッチは高めでしたが、アメリカではアメリカンピッチ(440Hz)に合わせるので、私のピッチはかなり高めになります。

というわけで、チューニングの時にはあちこち抜くのですが、最近、こちらのサイトを発見して参考にしています。物理は苦手なので分からないこともたくさんありますが、「クラリネットのチューニングB♭でピッチが p [cent] 高かったときは、 管を 0.32 * p [mm] 抜けばよい」というところ、実際にチューナーを使いつつ試してみたらドンピシャリでした。

ところで、3か月ぐらい前からB♭管は、メーニッヒの68mmという標準よりもすでに3mm長いバレルを使っています。上管とバレルの間を3mm抜けばいいことなんでしょうが、その3mm分の隙間に段々水分が溜まり、それが一気に決壊して水がダーダー出て来る感じが嫌だったので。これはきっと私の勝手な脳内イメージだけで、実際に隙間に水が溜まっているわけじゃないとは思いますが…。

チューニングと言えば、アメリカ人はチューニングをしません。前に大学の音楽科の学生の小さい発表会を聞きに行った時に組み立てたばかりの楽器でいきなり合奏を始めたのでびっくりしました。復帰後の最初の頃にレッスンで先生とデュエットをした時もそうでたが、ピアノ伴奏と合わせる時も私が言わないとチューニングしませんね〜。
音程が合わなくても気持ち悪くないのかな?