前進:息継ぎのストレスが軽減されました。

ず〜っと大きい問題だった「息継ぎ」ですが、最近ちょっと問題解決に向かっています。
「息継ぎ、どこでする?」とか「絶対ここでブレス!!」とか赤や緑で楽譜に書いてあった書き込みを消せるぐらいになりました。
いや、書き込みを消したから息継ぎが楽になったのか…?
とにかく「息継ぎ」のことで頭が一杯になってしまうストレスがなくなって来たというのは進歩です。

これまでは、「大きくたっぷり息を吸う」ことばかりを考えていたので、ゆったりしたフレーズよりも速い連符が延々と続くような曲で、一体どこで「大きくたっぷり息が吸えるのか」が分からなくて(実際にそんな都合のいい切れ目がないし)、頭の中は「息継ぎ」のことで一杯でした。

でも、最近、「できるところでチマチマと息継ぎしちゃえ〜!」と頭を切り替えてからは、息継ぎをしてテンポが乱れることもなくなって、気持ちも楽になりました。

息なんてどこででも吸えるさ!人間だもの〜。

と、悟りを開きました。(←なんちゃって〜)
ここに至る過程では、こちらの先生がブログに書いていらっしゃったことが、とても参考になりました。

アメリカでこの春まで習っていた先生は、「息継ぎするスペースを作るために、この音符をカットしちゃえば?Nobody will notice it.」という発想の先生でした。でもね〜、そんなこといつもいつも通用しません。だって必要だからその音符があるんだし…。

今までのやり方で上手く行かなかったところは、一度きれいに固定観念を捨てて、違う方法を試してみるのがいいのかもしれません。「〜しなければ」と自分を縛ってしまうのはやめて、柔軟になることが大事なのかも…と思います。

9月28日の練習:棚から牡丹餅か?

月曜日は仕事が忙しい(気がします)。
なんだか他の曜日の倍は疲れる(気もします)。

でも、「仕事が忙しい。疲れた」を言い訳にしてしまうと、平日は全く練習に行かなくなってしまいそうだったので、「短時間でさっくり練習でもいいから頑張ろう!」と思って、夕方練習室に行きました。

で、エチュード30分。今日は8番の譜読み。
そして、昨日と同じくMendelssohnのKonzertstück No.1のPrestのところをメトロノームで練習。

1時間で練習を切り上げて練習室を出たら、一番近くにある作曲の先生のオフィスのドアが開いていました。
この先生とは、どういうわけだかタイミングが合ってしまって、私が練習に行くと先生も仕事でオフィスに来ているということが多く、誰も来ないはずの夏休みまでそんな風に鉢合わせすることが多いのです。「もしかしたら、誰も来ない時間に作曲に集中したいのかな…。うるさくしてて申し訳ないなぁ」とずっと心苦しく思っていたので、今日は思い切って「いつもうるさくてすみません」と一言ご挨拶しました。

すると…
「今学期教えている現代音楽のアンサンブルに参加してみない?」とお誘いが…。
「クラスの時間に全部出なくても、クラリネットが参加する曲の時だけ来てくれればいいから」ってことで、メアド交換。

え、もしかしたら、12月にアンサンブルのコンサートに出演?
おぉ〜、棚から牡丹餅でチャンス到来です。
ラッキー!!


で、先生とお別れして家に帰る途中で考えた…
あの〜、現代音楽って、どれぐらい現代なんですかぁぁぁ?
軽〜くOKって言った後、今更ちょっと怖気付いています。
でもね、Nothing to lose.ですもん。
頼まれたら(私のできる範囲でなら)何だって演奏させて頂きます。

嬉しかったのは「君はかなり演奏できる。毎日練習を聞いているからわかるよ」と言ってもらえたこと。
ほぼ毎日練習室で怪音を響かせて来た甲斐がありました。
よかった、よかった。

9月27日の練習:今日はすごく集中できた。

今日は約1時間半の練習でしたが、すごく集中できました。

スケールはなしで半音階でさらっと音出しした後、Roseの32のエチュードの6番をメトロノームに合わせて練習。コケやすかった部分、コツがつかめていい感じになりました。

それにしても長い。
エチュードってこんなに長いの?
大学時代にしていたエチュードは、今思うととても短くてシンプルな1分程度で終わるような曲だったのに…。多分、初心者向けのエチュードだったんですね。それでも、何度もダメ出しがありましたけど。

ここまでで30分が経過。

この後は、MendelssohnのKonzertstück No.1のPrestのところをメトロノームに合わせて練習。
さらに、Prestの前の部分、これはもう2度も発表会で吹いているんですが、冒頭のエキセントリックな感じ、中間部の物悲しい雰囲気が出せるように練習。こ〜んなところにスタッカートが!?とか、こ〜んなところにsfが!?とか、もう何度も吹いているのに発見(←見落としとも言う)があって、驚きつつ練習しました。

ここまでで1時間が経過。

この後はSaint-Saënsのソナタの第4楽章と第1楽章。いつも引っかかるところを重点的に遅めのテンポで練習した後で通しました。
最後はRabaudのSolo de Concoursの冒頭部分の練習。

以上、1時間半があっという間に過ぎてしまいました。
でも、2時間練習するよりも集中できて中身が濃かったと思います。学期中はこんな感じで、テキパキと集中して練習していこうと思いました。

それにしてもこの週末も暑かった…。
練習室は地下にあるので日が射して気温が上がるわけじゃないのですが、換気がイマイチなので、汗がどんどん出てきました。サウナか…?まるでジムで運動してるかのように汗ダクダク。

9月27日:Trigger Fingerが楽になる?

右手薬指のバネ指、今月の始めにステロイド注射を受けましたが、症状には大した変化がありませんでした。来月の始めにまた治療の予約が入っているのですが、ステロイド注射は痛いばかりで効果はないし、「思い切って手術を受けます」と思えるほど現在の医師を信用できないし。なんせ流れ作業で二言三言しか話せなかったし、私に症状や治療の方針を説明する気も見えませんでしたからね。

幸い私の症状は「四六時中、何をするにも激痛が走る」というほどで悪化しているわけではなく、「時折指が固まって運指がしにくい、その固まった指を解く時に痛い」という程度。この状態から悪化しないようにして、できれば手術は避けたいなぁと思っています。

そんな昨今、実はちょっと気がついたことがありました。
まさか〜と思って、自分でも半信半疑だったのですが、「もしかして指輪をしているとバネ指が楽になる?」
1週間ぐらい前に家の中を片付けていて、お気に入りだった指輪を発掘したんです。
長い間お気に入りで毎日していた指輪だったのに、数年前に割と本格的に家庭菜園をしていた時に、クワやショベルを振るうのに邪魔だから(!!)と指輪をしなくなって引き出しに入れっぱなしにしてしまったんですね。
「これ、懐かしい!まだ入るかなぁ」と右薬指につけてみて、そのまま練習に行きました。それから数日間は指輪をしたまま。そして、二日ぐらい前に指輪をしないで練習に行った時に何か違和感がありました。

あれ?もしかして指輪をしていた方が調子がいいとか??

まさかね〜。


そこでネットで検索。
おぉ〜、「バネ指リング」という治療用の指輪があるじゃないですか。
普通の指輪のようなものからコイル状で指全体を覆うようなものまで、いろいろな種類があるようです。
私の指輪はもともとファッション・リングでちょっと幅があるタイプ。
それがちょうどバネ指リングとよく似た形状なんです。

他には、夜寝る時にコルセットの代わりに、self-adhering bandage (伸縮性があってお互いにくっつくようになっている包帯)で薬指と小指を固定して、指を伸ばしたまま寝るようにしています。これで、朝起きた時の「指が固まっている状態」が軽くなりました。

ということで、私流の、指輪と包帯を使ったバネ指対策の紹介でした。
もちろん、信頼できる医師に診てもらえるなら、医師に相談するのが一番です。
Category: その他

9月26日の練習:今日もあまり時間がなかった…

朝から練習に向かったものの、新年度のゴタゴタを処理するのに手間取って、土曜日だっちゅうのに結局今日もオフィスで仕事をする羽目になりました。で、あまり練習時間が取れませんでした。

練習メニューはあまり代わり映えしません。
今日もスケールをした後で、Roseのエチュードの6番。

その後はMendelssohnのKonzertstück No.1のPrestのところ、特にチマチマっとトリルが入るところをメトロノームで練習。前に練習した時よりも、トリルを入れるタイミングがつかめるようになりました。これは進歩。
この曲は去年のMusic Academy of the Westのmasterclassで取り上げられた曲ですが、Richie先生が「あまり考えないで勢いに乗ってやってしまえ!」ってなことを言っていて、確かに「ここが、あそこが…」と考えすぎるよりはテンポに乗ってagressiveに吹いちゃった方が、聞いていてスッキリします。どんなに正確な演奏でもテンポが遅すぎると、聞いている方になんか不完全燃焼な感が残るっていうのかな。最近、そういう「下手じゃない。むしろ上手なのに、聞いた後でモヤモヤが残る演奏」を聞いてしまったので、そうならないように演奏したいと思っています。

Saint-Saënsのソナタの第4楽章の連符の部分。
この曲は、なんかここで歩みが止まっている感じ。蟻地獄にはまってもがいてる感じがしました。今日は本当にミスが多くて、自分を罵りたくなる状態でした。
でも、しょうがない。そんな日もあるさ〜。

練習の終わりには、去年の今頃に練習していた曲、WeberのGrand Duo Concertantを引っ張り出して全曲を通して軽く吹いてみました。
この曲は、昨年の夏休みに取り憑かれたように練習にのめり込んだ曲で、最初は本当に難しいなと思いましたが、何カ月もかけて根気よくジワジワ〜っと練習していくうちに、苦手意識があったところ、こんなの絶対できないよ〜って思ったところも出来るようになりました。最終的には、「やれば出来るじゃん。自分で自分を諦めちゃダメだよね」と自信につながった、ある意味「復帰後の私のとって、転機となった曲」です。
今日も、半年以上ぶりに吹いたのにも関わらず、練習を積んだ部分はきちんと吹くことができ、1年前よりも難なくできたところもあって、前向きな気持ちで練習を終わることができました。

新学期がもうちょっと落ち着いたら、練習ももっと落ち着いてできるようになるのかなぁ。
それまでは嵐が過ぎるのを待ちましょう。

Beethoven Symphony No.9

昨日の練習後、走ってオフィスに戻り、大急ぎで帰宅したのは、Gustavo Dudamel指揮、The Simón Bolívar Symphony Orchestra of Venezuela演奏のベートーベンの第9のコンサートがあったから。午後7時半からUC Berkeleyの野外音楽堂でのコンサートのlive streamingがあったんです。前もってiPhoneのカレンダーに入れて、1日前から通知をもらって忘れないように頑張りました。

家に飛び込んだら晩御飯も食べずに、まずはiPadをテレビにつなぎ、さらにワイアレスのヘッドホンで音声を聞けるようにセッテイングして、準備が終わったところで丁度streamingが始まりました。

beethoven9.jpg

野外のコンサートなので音が拡散してしまうんでしょうかね。
マイクが何本も立てられていましたが、なんとなく弦楽器の音に深みがない感じ。
以前、ロサンゼルスのWalt Disney Concert Hallでマーラーの『復活』を聴いた時のような圧倒されるような演奏ではなかったのが残念です。生ではないし、streamingをするためにファイルを圧縮しているんだから仕方がないか。生のコンサートに勝るものはなし!ですよね。

ちなみに、コンサートはもうとっくに終わりましたが、このYouTubeのページでコンサートが聞けるみたいです。いつまで聞けるかはわかりませんが…。

9月25日の練習:大急ぎで練習

一昨日と昨日は学期始めでてんてこ舞い。
今朝もぐったりと起床しましたが、まずは家の用事を済ませて、夕方から二日ぶりに練習できました。
学期始めのchaosに巻き込まれないようにこそこそと職場に行きましたが、結局、巻き込まれてしまって、練習に行く前に軽く一仕事する羽目になりました。

今日の練習はスケールと三度のアルペジオの練習でいつもより長めに音出しをした後は、Roseのエチュードの6番。
よく引っかる部分を、今日はきちんと練習しました。大して難しいことじゃないのに、ちゃんと集中すればできるのに、「あ、またやっちゃった…」ってなってしまう部分が数カ所。
「間違うことが習慣」になりそうだったので(既になっているかも…)、今日はきっちり練習しました。

その後は、Saint-Saënsのソナタの第4楽章の冒頭部分。テンポを落として復習しました。
少しだけRabaudのSolo de Concoursの冒頭部分も。ちょっと勘が戻って、なめらかになりました。

いつもよりも短い練習でしたが、二日ぶりの練習はとても楽しかったです。
やっぱりクラリネットを吹くのは楽しいわ〜。
明日も楽しく練習しようっと。

練習後は大急ぎで楽器を片付けて帰宅。
今日はどうしても7時半までには帰りたい。
その理由は次の機会に〜。

9月22日の練習:借りられた〜。

練習の前に音楽科の図書館で、Nielsenの木管五重奏曲の譜面一式を借り出しました。
おぉ〜、何これ!全然違う〜!
今度はちょっとインクが薄いところがありましたが、それでも手書き風の楽譜よりはず〜っと見やすいです。

同じ箇所を比べてみるとこんな感じ。
(上が手書き風←多分手書きだな。で、下が今日借りたもの)

nielsen.jpg

貸し出し期間は来年の2月下旬までなので、時間を見つけてパート譜とスコアをスキャンしておこうと思います。

今日の練習は、まずは基礎練習。
スケールとRoseのエチュードの6番をたっぷり練習した後、Saint-Saënsのソナタの第1楽章と第4楽章を短時間で練習しました。
連符の中に微妙に走ってしまう塊と遅れてしまう塊があるので、これからはそういうところを意識しながら、楽譜を見なくてもスラスラ滑らかに吹けるようにしていこうと思います。

あ〜、明日と明後日は練習できないかも…。
どこかで時間が作れるかなぁ。
明日は50/50で可能性ありですが、明後日はまず無理だろうなぁ…。
毎日好きな時間に練習ができて、本当にいい夏休みでした。
ここから9カ月間はどうやって時間を作るかが一番大きい課題です。社会人はみんな同じ悩みを抱えているんだと思いますが…。
私の場合は職場に練習場所があるという点がかなり恵まれているので、忙しくなってもなんとか工夫して頑張っていこうと思います。

9月21日の練習:半分遊んじまった。

今日は仕事の後、ちょっと遅くなってから練習に出かけたんですが、貴重な練習時間の半分、遊んでしました。

何をしていたのかというと、Carl Nielsenの木管五重奏曲, Op.43。
お昼ご飯を食べながら聞いていたら、なんだか無性に吹きたくなったもので…。
クラリネットとバスーンの牧歌的な二重奏が美しい第2楽章。
大学時代のオケ仲間と一度一緒に演奏したい曲です。
そして、聞いただけで「こりゃ〜、大変だな」とわかる終楽章のバリエーションの部分、初めてちゃんと楽譜を見てちょこちょことつまみ食い。これが、信じられないぐらい難しい!!リズムを確認するだけでも、頭の中が痒くなっちゃう難しさ。
でも、いつかは演奏できたらいいなぁ。

楽譜はIMSLPからダウンロードしたのですが、一体何時代の楽譜なの?っていうぐらい古くて見ずらい。
手書き調っていうか、もしや完全に手書き?
しかも割とラフな仕上がり…。
だから、同じ音、例えば五線の第一線から下第3線のファの音までの距離がマチマチで、ラとファなのかと思うほどあちこち大きい段差アリ、無理やり一段に詰めたかったのか終わりの方は音符がギュウギュウになっていたりして、読みにくいったらしょうがない!(タダだから文句はいえないが…)探してみたら大学の図書館にもっと新しいバージョンがあるので、明日借りに行こうと思います。

その後は、Saint-Saënsのソナタの第4楽章を軽く練習し、RabaudのSolo de Concours, Op. 10の最初のカデンツァっぽいところを復習。ここは前に練習してた時の方がまとまっていました。いろいろ忘れちゃったのね〜、残念。仕方がないので初心にかえって、変化をつけずに音をきっちりさらって、その後は動きをつけて自由に吹いてみました。細かい動きが出てくる後半部分は前よりも指が回って楽になりました。
あちらを立てればこちらが立たず…なかなか難しいです。

9月20日の練習:「全力でやれ!」って言われた。

今日は基礎練習の後で、しつこくSaint-Saënsのソナタの第4楽章を通す練習。
気になったところを取り出して練習。そして、さらに通す練習。
多分第1楽章から全部を通す練習もした方がいいな…。
疲れそうだから、元気はつらつな時を選んでやってみようと思います。

その後は、MendelssohnのKonzertstück No.1のPrestのところを練習。

mendelssohn.jpg

途中、con tutta forzaと書いてあるのを発見。
"con"って"with"みたいな意味だっけ〜?
ネットで音楽用語辞典を調べたら、「全力でやれ!」みたいな意味が書いてありました。

私はいつでも全力でやってますよ。
何かご不満でも?
…と、音楽用語に一瞬カチンと来ました。

前に練習した時もこの用語はあったんですよね。でも全然見ていなかったなぁ。
その上の段にはffpもあるじゃないですか。それも見落としてたなぁ。
何かと発見が多い練習でした。

今週末はキャンパスの寮に学生が入居する日だったので、新学期は本当に目の前です。
学期が始まると私自身も忙しくなるし、(最初のうちだけは)学生も張り切って練習に来ちゃうので練習室が結構埋まっていることが多くて、なかなか練習が大変になります。あ〜、練習三昧な幸せな日々ももうおしまいなのね〜。