9月1日の練習:初心忘るべからず

結局、夜になってから練習に出かけてしまいました。
麻酔で右薬指が痺れてるだけなんだから、指を動かす必要のないロングトーンとかをすればいいかなぁと思って。

ところが、練習しているうちに痺れが徐々に薄れて来たので、ロングトーンの後はRoseの32のエチュードの4番をしっかり練習してしまいました。
所々、右薬指担当のトーンホールが閉まりきってなくて音が出なかったのは仕方あるまい。楽器に触れているのかどうかも微妙な感覚なんだから…。まるで初心者の頃のようで、それはそれで新鮮でした。

そういえば、何かのテレビ番組で「意味が誤解されている表現」として「初心忘るべからず」が紹介されていました。
この表現は「何年経験を積んでも、初心者の頃の新鮮で真剣な気持ちを常に持ち続けて努力すべし」という意味ではないんだそうです。世阿弥が言いたかったのは「初心者の頃の無様だった自分を忘れず、惨めな状態に再び戻らないように日々精進すべし」ということなんですって。

なんか厳しい言葉ですよね〜。
でもわかる気がします。

高校1年生で初めてクラリネットを持った時には、楽譜も読めず、リズムもわからず、音も出せず、指も回らず、自分の音程が高いのか低いのかもわからない状態で、それなのに5月頃には7月の定期演奏会を前に合奏練習に参加した覚えがあります。初めて合奏で吹いた曲は『エルザの大聖堂への行列』、今でも大好きな曲ですが、今思い出しても顔が上げられないぐらいとんでもない状態での合奏参加でした。大学1年生でオーケストラに入った時はさらに大変でしたが…。
あんな情けない自分に戻ることなく、もっともっとクラリネットを楽しみたいから「初心忘るべからず」です。

今日はバネ指の治療でしたが、明後日には消化器系の検査が入っていて今日の深夜から食事制限が始まるので、食べられなくてヘロヘロになる前に、できるだけ練習しておこうと思ったのもあります。残り少ない夏休みの間に検査や治療を受けておこうと欲張ったので、結構めんどくさいことになっています。

9月1日:Trigger Fingerの治療

英語ではtrigger finger、日本語ではバネ指と呼ばれる指の関節の症状は、腱鞘炎の症状の一つです。
先日、健康診断のために主治医に診てもらった時に、右の薬指の第2関節が時々痛むことを相談したら、手指の症状を治療する専門医に紹介状を書いてくれたので、今日はそのクリニックに行って来ました。

これがまあ混んでいて、完全予約制なのにどうしてこんなに混んでるのかと思ったら、この医師はこの近隣に3つのクリニックを開業していて、私が住んでいる地域のクリニックでは火曜日しか診療していないんだそうです。
予約時間から待つこと30分、ようやく名前を呼ばれました。

まずは看護士さん(だろうと思われる人)が問診。
問診時間は約3分。

この人が治療室を出て行く際に、すれ違いざまに医師と助手に「Trigger fingerよ。注射用意して。」と囁くのが聞こえました。

で、医師登場。
私の右手薬指を数回ペコペコと動かして、「この部分にcortisonを注射すれば、スムーズに動くようになる」と言って、すぐに助手と交代。その間、約2分。

助手が注射の準備をしている間に、注射によって痺れなど後遺症が残ったりはしないのか等、ほんの2、3質問をするのが精一杯。
あれよあれよと言う間に指の腹に(指の付け根に?怖くて、痛くて見て入られませんでした)局所麻酔を注射。
さらに、医師が戻ってきて、エコーで指の中を確認しながら、cortisonを注射。

助手が夜寝る時に着用するコルセットの説明をして、診療は終わり。

次の治療は10月頭に、cortisonが効いたかどうかをチェックしてもらうんですが、あまりの「流れ作業」に呆れてしまったので、効果があってもなくても、follow-upが終わった時点でこのクリニックでの治療は終わりにしようと思います。

実際、cortisonの注射は多くて3回まで、それでダメなら手術をするらしいのですが、楽器が吹けなくなるのは嫌だし、仕事にも支障が出るので、手術の効果と影響についてきちんと納得できるように説明をしてくれて、長期休みの期間にスケジュールしてくれるのでなければ手術を受けるつもりはありません。

麻酔の注射から4時間、今も右薬指は感覚が半分しかない状態なので、今日は練習できないかも…。
だったら練習してからクリニックに行ったのにさ〜。
Category: その他

こんなレッスンがあればいいのに〜

アメリカでいい先生を探すのは考えただけでうまくいきそうにないので、それは既に「憂鬱な懸案」と化しています。

こんなITが進んでいるんだから、オンラインでレッスンが受けられたらいいのにな〜。
Skypeか何かでお互いの音や声を聞きながら…っていうのも可能かもしれないし、ある程度練習したエチュードなどを録音した音声ファイルと譜面を添付書類として送って先生からのアドバイスなどを送り返してもらうっていうのなら、もっと手軽にできそうな気がするし…。(赤ペン先生のクラリネット版?)

初心者の人にはきっと難しいと思いますが、ある程度の経験年数があったら、月に2回ぐらいのやりとりで、遠く離れていてもレッスンができるんじゃないのかなぁって考えています。そんなことを引き受けてくれる先生はいないかなぁぁぁ。

でも、まだ「先生探し」を諦めちゃいかんよね。
大学のクラリネットの先生に、もう一度ダメもとでアプローチしてみようかな。
普段教えている学生との年齢差があり過ぎて、こんな気難しいおばちゃんを教えるのは嫌だ〜って思われるかもしれませんけどね。