2015年を振り返って

2015年も残り数時間。
今年も楽しく練習できました。
2014年よりも上達したと思います。(←ほぼ毎日練習しているのに上達しなかったら、あんまりである)

今年の変化は…
1. 息継ぎが楽になった
 以前は息継ぎのタイミングをすご〜く考えて楽譜にマークし、そこで息が吸えないとこの世の終わりのような気がしていましたが、今年の後半はそれが全然なくなりました。一瞬で大量に息を吸うなんて無理無理〜。そのために身構えてしまうから音楽も止まるし、精神的なストレスになるし。今は「隙があったらチマチマと」ぐらいの気持ちで息継ぎしています。もちろんフレージングは考えていますが、息を吸わないまま死んじゃうわけにはいかないのでフレキシブルに考えています。その方が音楽が壊れないということがわかりました。

2. 指が動くようになった
 これはWeberのおかげ。2014年の後半に衝動的に始めてひたすら練習を続けたGrand Duo Concertantと、2015年3月の発表会で演奏したConcertino、どちらも速い連符が続く部分があります。好きな曲だったので必死で練習した結果、苦手意識が克服できたかも。もちろん、嫌な調、嫌な音の組み合わせはまだまだたくさんありますが、「練習すればできる」と思えるようになりました。

3. アイヒラーのスケール完奏
 大学4年間のレッスンでも3分の1も終わらなかったし、そもそも上第3線のミより上の高音域は諦めていました。運指も替え指も知らなかったし当時の先生もしなくていいっておっしゃったし。ここに来て本気を出したら1カ月で終わりました。(←だったらもっと前から本気出せ!って感じですが…)
毎日のスケールの練習の中で、力まずに指がちゃんとコントロールされて動いていく感覚がわかりました。「神経がつながっている」って言うんでしょうか。高音域も、指がこんがらがりそうな運指や替え指が頭の中でスッキリ整理されたし、ちゃんと音が出るようになって苦手意識が消えました。何より、「めんどくさいから今日はスケールはパス」っていう悪い習慣がなくなって、練習に行ったらまずはスケールをするという習慣ができました。50代でも習慣って変えられるんだね〜。

4. サポートを感じます
 「クラリネットを一生の趣味として頑張っていきたいの」と同僚にカミング・アウトし演奏会にも来てもらったので、「午後のミーティングの前にちょっと練習へ」と仕事の合間に抜けやすい環境ができました。
また、練習室の近くにオフィスがある音楽科の先生方には本当に感謝。部外者の私がしょっちゅう練習に来て、超常現象が起こりそうな怪音を響かせていることを快く(?)受け入れてくださって、本当にありがたいと思っています。

5. レッスンをやめた
 最初の頃からずっと「この先生でいいのか?」と疑問に思いながら続けてきたレッスンですが、7月に思い切ってやめました。レッスンがあるからと時間を作って練習をしたのに、「あれ、先生は先週言ったことを覚えていないのね」とか「あ、今週は(も)ドタキャンなのね」とガックリするようなことが続いていたので…。そういう意味不明のストレスがなくなってよかったです。でも、私自身は細かいことが気になってしまうので、一つの曲の練習を「これで終わりにする」というタイミングがわからない…そこに苦労しています。あと発表会がないっていうのもね〜。人前で演奏する機会がなくなってしまったのは痛いです。


2016年にしたいこと…
1. 演奏会デビュー
 3月と5月に現代音楽のクラスの演奏会に出演予定。ようやくグループに所属して他のパートと合わせる楽しさをまた味わえる!そして、ステージで演奏できる。これをきっかけにして、継続的な演奏活動への足がかりをつかみたいです。

2. クラリネットの先生を見つける
 7月にレッスンをやめて以来の課題です。でも、また「音楽への姿勢が違うなぁって感じる先生」になってしまったらダメージが大きいので、ものすご〜く慎重になっています。たとえ年に1度でも日本に一時帰国している時のレッスンは学ぶところが大きいので、アメリカでは先生につかなくてもいいかなぁと思ったり。悩みが深すぎてこのことについては考えないようにしようとしている時もあります。そろそろ何とかするべきか?

3. まだ完成の域に達していない曲に再挑戦
 Mozartの協奏曲はこれから何度も挑戦していく曲だと思いますが、今年も夏にしっかり時間をかけて練習を積みたいです。Poulencのクラリネット・ソナタ、クラリネットとバスーンのソナタも最後の詰めが甘いまま終わっているので、再度練習予定。そういう意味ではSaint-Saënsのソナタも!グループに所属してしまうと演奏会の曲が優先になって自分の課題が後回しになってしまうので、上手に時間配分をしながら練習していきたいです。

まだまだ課題はたくさんあるし、技術の向上よりも先に体力の限界とか体の故障が来てしまいそうな不安もありますが、2016年も前向きに頑張ろう!
Category: その他

12月31日の練習:今年の吹き納め

カリフォルニア州は日本よりも半日以上の時差があり、まだ大晦日。
今日は朝からおせち料理っぽいものを作ったり、キッチンを掃除したり、ジムに行ったり、洗濯したり…結構忙しい1日でした。
せっかくスワブをお洗濯したので夕方ちょっとだけ練習へ。

今日のスケールはF minor。
ファから始まるこのスケール、始まる音が楽器の最低音に近いので延々と4オクターブちょっと上がって下がって来ます。
つまり、アイヒラーの本の中の一つ一つの練習がやたらと長くて疲れる…。
途中で集中力が切れちゃって、上がっていく時と下がっていく時で♭の位置が変わってしまうことをすっかり忘れて音を何度も間違えました。全部のパターンをそれなりに練習しましたが、これはやり直し〜。
スケール・カードも元の山に戻しました。
また一度練習しよう。

その後はRegerのクラリネット五重奏曲の第4楽章。
この楽章は変奏曲なので、テンポとリズムのパターンの変化が何度もあって、そこが難しいです。何度も練習しているのですが、休符を数え間違えたりして危ないところが何箇所か…気が抜けない楽章です。

さすがに大晦日なので今日の練習はここまで。
吹き納めなのにスッキリしないなぁ…でも、ま、明日があるさ!

12月30日の練習:またしてもReger

こんな暮れも押し迫った日に学生とアポがあって出勤。
その後夕方練習に行きました。

今日のスケールはB♭ major。
これも楽勝。
この調、好き。
でも、これで遥か彼方のB♭まで続くスケールだったら、ありえないぐらい難しいかも…。
高音域の自分の限界に再び挑戦した方がいいのでしょうか?

その後はRegerのクラリネット五重奏曲をひたすら練習。
この曲は全部で35分ぐらいあるので、それを冒頭から練習して、気が付いた点を繰り返したりすると、とにかく延々と時間がかかります。
他の曲も練習しようと思っていたのに、そんなこんなで今日の練習は終わり。

日本は今日が大晦日。
アメリカは明日が大晦日です。
明日は練習どうしようかなぁ。

安物買いの銭失い

2016年は、1916年にMax Regerが亡くなって丁度100年のReger Year
ひょんなことから来年Regerのクラリネット五重奏曲を演奏する私も”俄かReger熱”高まる!最近の練習時間はRegerに捧げていると言っても過言ではない。

…で、先日iTunesでRegerのクラリネット・ソナタ3曲を全てカバーしてるCDを購入しました。(音声ファイルを購入したのもCD購入なんだろうか…)もちろんちょっとずつ試聴してから買ったわけですが、3曲入って$5.99ですよ。あら〜お買い得!と思って買ったCDが、通して聞いたらあんまりな演奏…。

Regerの曲って、つかまるところがないって言うのか、クラリネットとピアノがきっちり絡んでる風でもなく流れていく感じなので、お互いのやっていることをちゃんと理解して合わせていかないと、すご〜くバラバラに聞こえちゃうんですね。そこが合わせどころ、聴かせどころがはっきりわかるBrahmsやMozartとは違うところ。…と、私はそう思っています。

で、私が買ったCDの演奏はフレージングとかあまり考えずに口先だけで吹いている感じ。目の前の譜面をサラサラ〜っと再生しただけという演奏で、色がない。全然絵が見えてこない。ピアノの演奏がまあまあいいだけに、クラリネットの深みのなさが目立つ…。聞いていて「なんじゃこれ?」って呟いてしまいました。

仕方がないのでもっといい演奏を探しました。
やっぱ「安い」というだけで買っちゃいかんね、スーパーで買い物してるんじゃないんだから。(←普通はしないか、そんなこと)
Category: その他

12月29日の練習:何か時間がかかったな…。

今日のスケールはF major。
これも難しいスケールではないので、楽勝でした。

その後は、Kloseのエチュードを練習しました。
三連符が続く曲なので、今練習しているRegerのTarantellaの練習に役に立つかしら…と思ったのですが、エチュードの方が曲よりも長くて大変。しかもスケールの後そのままA管で吹いていたので、何だかとても疲れました。

B♭管に持ち替えて、TarantellaとAlbumleaf。
臨時のパート譜を使っているTarantellaは本当に見づらくて、注文した譜面が早く届いてくれるように祈っています。Albumleafはとてもいい感じになってきました。

そんなこんなで、何に時間がかかったんだか3時間近く練習しました。
時間がかかったのはKloseかな…。
リズムのパターンの練習にはなりますが、曲としては単調でつまらないのに時間を取られちゃった。エチュードは、そういうところが好きじゃないんですよね。
かと言って、曲として面白いものは仕上げるのに苦労する。
この「つまらなさ」に耐えて技術をあげて、曲として面白いものをどんどん吹けるようになりたいです。

12月28日の練習:練習の必需品

今日は短時間の練習。

スケールはG major。
約10日前に練習したばかりだったので楽勝でした。

アイヒラーの本でスケールとバリエーションをしながら、リード選定の続きの細かい作業もしました。
リードによってはちょっと上に付けたり、ちょっと下に付けたり、リガチャーをちょっと上に付けたり下に付けたりすると鳴りがよくなるものがあるので、その位置の確認。
「あ、ここだな」と思ったところで、マウスピースの溝を目印にして、リードを付ける位置とリガチャーの上辺の位置をリードに小さくマークします。
そんな時の必需品は油性の極細マーカー。
リードの癖をちゃっちゃと書いておくのにも使っています。
「金=ちょっと金属質な音」、「重=反応が重い」とか、そういうメモ書きです。

毎日の練習に持っていくバッグには、結構色々な物が入っています。
リードタッパー、メトロノーム、チューナー、トーンホールに溜まった水を取るペーパー、スタンド、ジップロックの小さい袋、付箋、輪ゴム、ペン、鉛筆、油性のマーカー、紙やすり、トクサ、ティシュー、ハンカチ、(メッキが剥げた部分に塗る)透明のマニキュア…etc.

毎日全部を使うわけではありませんが、リードを似たような癖のグループに分けて輪ゴムで括ってそれに付箋でメモ書きを付けたりするので、こういうチマチマした小物を持ち歩いています。

遠方より友来る…で、昨日冷たい風の中ずっと外にいたためか、今日はなんだか体がダルい…。昨日の夜は節々が痛くてやばいな…と思いましたが、朝起きたらそれは治っていて、風邪を引いて熱を出すという事態は免れました。冬休みも残り1週間なのに寝込んじゃったら勿体ない…。
というわけで今日は無理をしないことにして、スケールを練習した後は、そのままA管でRegerとMozartを少しずつ練習して終わりにしました。

12月27日の練習:今日もReger…

今日のスケールはF# minor。
11月25日に練習した調。
その頃はスケール・カードを始めたばかりだったので、アイヒラーの本を使っては練習しなかったらしい。
今日も難しかった…。でも、アイヒラーの本のバリエーションを全て練習。
3巡目になったら、もう少しスラスラできるようになるかしら?

スケールの後はRegerのクラリネット五重奏曲。
まずは第4楽章の前半部分を中心に。
速い連符ではありませんが、細かいリズムの変化になかなか慣れません。
でもそこが肝心なところなので、結構時間をかけて練習しました。
その後は、第4楽章の後半部分。
こっちはちょっとだけ速い連符がありますが、ここは毎日の練習の成果が出て随分マシになりました。

練習の後で用事があったので、残り時間に中途半端にB♭管に持ち替えて練習してもなぁ…と思って、そのままA管でMozartの協奏曲の第1楽章を軽く練習しました。
夏休みに協奏曲にかかりきりになって練習していた頃には解決しなかったいろいろな問題点が、何カ月か時間をあけて、その間に基礎練習をたくさんしてから吹いたらスッキリ片付いていることに驚きました。
基礎練習、侮れないわ〜。
「急がば回れ」とはよく言ったものです。

12月26日の練習:Regerに捧げちゃった。

今日のスケールはG# minor。
♯が5つでしかも短調…。
これが2回目とは思えない酷さだったので、練習の始めにがっくり…。
スケールはともかく、三度で上がって降りてくるとかミス連発で滅茶苦茶。
これじゃああんまりなので、まだ2巡目が終わってないスケール・カードの束に戻しました。こうすれば近々また練習する羽目になる機会があるはず。

スケールの後はひたすらReger。
クラリネット五重奏曲は第3楽章と第4楽章の前半部分。
この曲はもう一人で練習している段階を終えたと思うので、早く弦と合わせてそこから先の問題点を解決して仕上げていきたいです。
それにしても、4つの楽章のうちのどれをするのやら…?

その後はAlbumleaf、Tarantella、Romanzeと、Regerの3つの小品を練習。
Albumleafは全体像がつかめて来たので、久しぶりに立奏をしてみました。この曲好きだわ〜。
Tarantellaは妖艶な感じというか遊び心がある曲なんですが、まだそこまで達していません。途中、リズムが流れてしまうところが2箇所。リズムを歌っている時はできるのに、クラリネットで演奏すると微妙に間延びしちゃってカウントが合わない…。頑張れ、自分!
Romanzeはちょっとやり過ぎで、「中高年のロマンス」っぽくなってしまったので、もっと爽やかな透き通った感じにまとめたいです。

ということで、今日の練習はRegerに全部捧げてしまいました。
最初は全然好きになれなかったのにさ〜、何てこった。

12月25日の練習:リード選び

Merry Christmas!
私はキリスト教徒ではないのであまり関係ありませんが、クリスマスです。

今日は太っ腹に3箱開けたリード30枚の中から、来学期使えそうなリードを選びました。
そのうちの2箱は12月上旬に開けたV12と56 Rue Lepic。
「試しに”育てる”ていうのをしないで、箱を開けて即吹いてみたらどうなんだろう?」と試奏したままずっと放置してあったのを、もう一度いつものように3回水に浸けて乾かすという方法で育て直し(?)ました。それに加えて最近開けた一箱で、合計30枚。
まずは次々に吹いて、「硬い」、「柔らかい」、「音ががさつく」、「スロートがイマイチ」、「反応が鈍い」、「このまま使える」というようなグループにざっくり分けました。
その後、「音ががさつく」と「スロートがイマイチ」のグループはトクサと紙やすりを使ってあれこれ調整。この調整の仕方が、試行錯誤(←行き当たりバッタリとも言う…)。それでも、8枚を何とか調整。
元々「このまま使える」グループに入っていた8枚と合わせて、合計16枚確保しました。
この作業、結構疲れる…半音階とか高音ppで入るとか跳躍とか試し吹きしまくったのでぐったりです。

ということで疲れちゃったので今日はスケールはお休み。

リード選びをA管で行った流れで、その後はRegerの第3楽章と第4楽章を練習。
3月のコンサートまでには何とかなる!という自信がついたので、後は弦と合わせる中でバランスとか色々考えていけばいいかなぁと思います。

調子に乗ってMozartのクラリネット協奏曲も…。
やっぱりMozartは天才だわ〜。吹いていて楽しい!
夏に細かいところで行き詰まって保留にしてしまったわけですが、秋の間はずっと練習していなかったのに、久しぶりに吹いた今の方がいい感じです。それは、この3カ月ぐらいエチュードやスケールで基礎練習をしてきた成果なのかなぁと思います。もう年寄りですが、まだまだ「伸び代」あります!

さて、リード選びを終えてふと見ると、V12は10枚中7枚が「使えないリード」として残っていました。私とはやはり相性が悪いみたいです。V21もダメだったんですよね。かと思うと、青箱は大丈夫だったりする。
リード選び、クラリネットを続ける限り、永遠の課題です。

リードケースの保湿剤

普段使いのリードを大量にリードタッパーに入れて、そこから使っている私ですが、選抜部隊はもっと大事にしていて、ダダリオのこんなリードケースにA管用、B♭管用と分けて保管しています。(その区別は必要じゃないんじゃないか?と最近自分でも疑問を感じていますが…)

保湿剤が入れられるのでリードの状態管理がしやすいのですが、保湿パックが高い…。
1パックが1,080円!!

reedcase.jpg

でも、この写真の保湿剤は、実は葉巻用の保湿剤として売られているってご存知でしたか?
(知ってますよね。でも、もしかして、保湿剤パック高いなぁとお悩みの方がいたら…。)
アメリカのAmazonでは10個パック入りが$10ちょっとで買えます。アメリカ製なので、アメリカで買うと安いです。そんなにしょちゅうカラカラになるわけではないので、私の場合は年に1度の購入で十分です。(リードタッパーにも保湿剤は入れています。)
日本のオンラインショップにもあるかもしれません。この保湿剤パックは、%とパックの大きさがいろいろあるので、注文する時はその点に注意です。

ダダリオが売っている保湿パックはアメリカでも高いです。
結局は、この葉巻の保湿剤パックのメーカーが作っているのに〜。
ダダリオのパッケージに入れる手間なのでしょうか?
でも、ユーザーのことを考えてない姿勢がいかんな、ダダリオ。