6月30日の練習:次のレッスンを入れてみた

朝、10日前にflutter tonguingのレッスンを受けた先生からメールが来て「その後どうですか」と聞かれました。
flutter tonguingについては、口の中で何がどうなっているのかは明確に説明できないことなので(説明できる人もいるはず。私は日本語の発音を個人指導する時には舌がどこにあるべきかとか説明しますよ。プロだから。)、ここから先はレッスンを受けずに自分で試行錯誤して何とかしようかと思っていました。でも、まあせっかく先生が気にかけてくれているので、もう一度レッスンを受けることにしました。先生のお手本を見る(聞く)ことで、方向性が確認できることを願っています。

今日の練習はTime Piecesの第3番→第2番→第1番。
第3番、第2番はいい感じです。でも、第1番はできるところとできないところのギャップが大きすぎ…。依然としてアーティキュレーション、チマチマ間違えちゃうし。
でも、「試しに…」と思って「本番はこれぐらいで」と思っているテンポで吹いてみたら、そこそこ行ける…。練習しただけのことはあるって感じ。
もう少し時間をかけて、地道にテンポを上げていったらできるかも。
いろいろなことが熟れるまでの時間が必要です。

今日で6月は終わりなので、明日からは同じくRobert MuczynskiのFantasy Trioの練習を開始します。でも、この曲はTime Piecesほど難しくはなさそうなので、毎日少し時間を作ってTime Piecesも練習していこうと思います。

6月29日の練習:あまり進展もなく…

いつもは夕方に練習しているんですが、今日は本日付で退職する事務系のスタッフの見送りのために朝から大学に出勤しました。
その流れで午前中にしっかり練習。午後よりも疲れていないからいいかもね〜。

とにかく地道にTime Piecesの確度を上げる練習中。
目標とするテンポはあるのですが、今はまだまだ。
でも、ここから少しずつでも確度を上げ、テンポを上げていきたいと思っています。

私はいろいろなことに時間がかかるので、実際の演奏では数十秒で終わる部分の練習に何時間もかかっています。
でも、それが辛いというわけではなくて、少しずつでもできるようになっていることが楽しいんだからいいか〜。

5月の演奏会の時にECMのdirectorは私のことを紹介するのにpainstakingという形容詞を使っていました。
この単語の語源はtake painsなのですが、私は確かに飽きずに毎日毎日練習していますが、それをpainだと感じてはいないのでなんか違う気がする…。練習がつらいと思っていないんですよ。私はただ好きなことをしているだけですから…。

6月28日の練習:Time Pieces

flutter tonguingは「唸り声が出ている」状態からの脱出には至っていません。
むしろgrowl奏法にはますます磨きがかかっている感じ。
この音でいいのなら狙ったタイミングで出せるし必要な長さもキープできるので、曲の中で使えるのにね〜。

曲の練習は、Time Pieces。
1番をメトロノームに合わせて練習。
まだまだなところもありますが、次に何の音が来るのか、もしそれが小指担当の音なら右なのか左なのかなど、気をつけることが頭に入って来ました。もっともっと回数を積めばいいんじゃないでしょうか。

2番と3番はかなりいいです。自分の歌いたいように吹けています。

4番は最初のページ(スローテンポでのソロ部分)は大丈夫。
ここから先が険しい道のりですが、諦めずに地道に練習することにします。

今日よかったこと:
Time Piecesは曲らしくなって来ました。
この曲は練習を始めてからまだ3週間です。
それぞれは短いとはいえ3曲を同時進行しているんだから、この短期間にこれぐらいできたら上出来。
まだまだ伸び代があるぞ〜と思う50代なのでした。

6月27日の練習:still struggling...

今日の練習も、まずはflutter tonguingから。
昨日私ができるようになったのは、実はgrowl effectと呼ばれているjazz saxの奏法で、flutter tonguingと音は似ていますが違うものでした。クラリネットの音と共に出る「唸り声」、これがgrowlと呼ばれる由縁です。
(日本語だとグロウとかグローと書きますが、英語の発音はグラゥルに近いかも…)
ということで、私が必要としているflutter tonguingの音とは違うんだわ〜。
で、今日も進展はなし。
growlingは確実にできるようになったんですけどね〜、残念。

曲の方はTime Piecesの4番。
「無理だからやめとく」と決めていたんですが、月末も近い今日になって「曲として最後まで練習しておこうじゃないか」という気になって練習してみました。難しい…でも、不可能か?と言うとそうでもないかもしれません。Time Piecesの練習はあと3日でお終いにしますが、夏に練習する予定の曲の中ではこれが一番難しいので、来月、再来月に別の曲を練習している間にも復習する時間があるかもしれないし〜。しつこくやっているうちに、全体として質を上げていけると思います。

今朝ジムでトレッドミルをしながら見ていた日本のテレビ番組の中で(SDカードに録画して、日本から送ってもらってます)、その道の経験50年以上の職人さんが「技術なんていうのはね、長年一つのことを続けていれば自然に身につくんだよ。問題は、続けられるかどうかなんだ」と言っていました。この職人さんは道を極めるまでに並々ならない努力を積んで来たのだと思いますが、「自然に身につく」とさらっと言っちゃうところがすごい…。しかし、もっと本質を突いているのは、「問題は続けられるかどうかだ」という点ですよね。
「諦めないで続けること」が一番大事なんだなぁと思いました。

私も諦めません。
指が動くようになるのにも時間がかかるし、flutter tonguingだって習得するにはまだ時間が必要だと思いますが、練習するのをやめちゃったら何も変わりませんもんね。自分の努力だけが道を拓くと信じています。

6月26日の練習:flutter tonguingで半音階

なんとflutter tonguingで半音階ができるようになりました。
最低音から第五線のファまで。

ふと考えたんですよね。
振動を起こすには空気の通り道がある程度せばまっていて抵抗がなければならない。なのに、先日見つけた練習方法にはどうして「喉の奥を広げる」と書いてあるんだろうなぁ…と。逆じゃないの?振動が起きるように喉をリラックスするのは納得ですが、息の通り道は狭めないと抵抗が生じないんじゃないか…と。

で、その通りにしてみたら、8割方狙ったタイミングでflutter tonguingができました。
それはすごい進歩であると同時に悩みが…ガルガル言ってる唸り声をどうやって止めるのか?
私の場合怒っている犬のように唸ることで喉を振動させているわけですが、HOW TOの記述には「その声が「同じ部屋にいる人にすら聞こえないように低くする」と書いてありました。う〜ん、そんなことできるのだろうか??
ということで、flutter tonguingはここからまだまだ研究、練習です。

曲はTime Piecesの1番と2番。
1番が手強いです。でも、6月は残り数日…7月になったら同じくMuczynskiのFantasy Trioに駒を進める予定。
この曲はクラリネット、チェロ、ピアノの三重奏で、せっかくチェロ奏者が同じクラスにいるんだからこっちの方が演奏したいです。でも、最終的には私の好みとは関係なく先生が決めることですけどね。(どっちもプログラムに採用されない可能性もあるし…)

今日の練習でよかったこと:
flutter tonguingの感じがはっきりしてきたこと。あと1歩だ…と思いたい。

6月25日の練習:flutter tonguingへのアプローチを変えてみた

昨日こそできるかと思っていたのに全然進歩がなくてがっかりしたflutter tonguing、がっくりしてばかりじゃ絶対にできるようにならないので、今日はちょっとアプローチを変えてみました。
あ〜でもないこ〜でもないと試行錯誤して行き着いたのは、「楽器をくわえた状態で、怒っている犬のように低くガル〜と唸ってみる」方法。

そしたら、できました。
なんと、これまでで最長です。
開放のソだけじゃなくて、最低音でもflutter tonguingできました。
そして、次の音へ上がれました。

問題点は、唸り声も出てるってことです。
これじゃあ演奏に私の唸り声が混ざってしまうじゃないですか…。
多分、方法は間違っていないんだと思うので、声が出ない方向で修正を続けていこうと思います。道のりは険しいな〜。

練習はChyrzynskiのモヤモヤした曲の2番。
相対的な音の長さ、休符の長さに気をつけながら練習しました。

Time Piecesの3番と2番。
3番は高音域の音程を確認しながら、滑らかに跳躍できるように。
2番はソロの部分のテンポの揺れの指示を確認、ソロに入る前の連符がきれいにつながるように練習。

明日も頑張ろう。

6月24日の練習:振り出しに戻る…

昨日の練習の後でふと考えました。
「何もない状態で喉を振動させることができるのに、楽器をくわえるとそれができない。っていうことは、その間を橋渡しするようなステップが必要なんじゃないか」…と。
そこで、今日、masterclassの会場まで運転して行く間、ストローを半分の長さに切ったものをくわえて、喉で振動させた息をストローを通して吐き出すということをしてみました。
なかなかいい感じ。

そこで、masterclassの後でいそいそと練習に出かけたのですが、結果は完敗…。
振動しているように聞こえるのは、もしかしたら声帯の振動であって空気の振動ではないのでは?という疑問が生じました。
その後も楽器をくわえた状態でしつこく練習をしたら、息を出す最初の2秒ぐらいならflutter tonguingの音が出るところまで漕ぎ着けました。でも、それ以上長い時間flutter tonguingを続けることができません。
それじゃいかん…。振動させる場所が違うのかもしれません。
まだ諦めたわけではありませんが、ちょっと振り出しに戻ってみようと思います。

練習はChyrzynskiのモヤモヤした曲の2番。
それっぽくなって来ましたが、記譜の間違いではないかと思うところが一箇所…他の人の演奏を聞いてちょっと研究しようと思います。

そしてTime Piecesの1番と2番。
1番は油断をすると自分の吹きやすいアーティキュレーションになってしまうことがあるので要注意。そして、アクセントが甘すぎるのもなんとかしたいです。2番はいい感じです。

今日練習してよかったこと…は、何だろうなぁ。
上手になっているのかなぁ?もっと上手になれるのかなぁ?…ちょっと弱気。
でも、吹いていることは楽しいし、自分の音は大好き。
だから明日はまた新鮮な気持ちで練習しようと思います。

そういえば、硬さが合わなくて交換に出したLegereのEuropean Cut、新しいリードが送られてきました。無料で交換と言っても、アメリカ→カナダの国際郵便の代金は自分持ちなので(当然だ)、合計でいつもの56 Rue Lepicが2箱買える出費になりました。明日試してみる予定です。

6月24日:clarinet masterclass (その2)

今日も行ってきました、masterclass。
1時間前に家を出て開始30分前には着いたのに、最前列は空席が端っこに1つしか残っていませんでした。
それをゲットできただけでもよかったと思わなくちゃ…。

今日はconcerto competitionで演奏したらよさそうなソロの作品。
1. Concertino (Weber) : Paul
2. Concerto (Copland) : Sam
3. Premiere Rhapsodie (Debussy) : Jack
4. Grand Duo Concertante (Weber) :Rebecca

4曲の中でWeberの2曲は自分でかなり練習した曲で、Debussyの曲は楽譜を持っているので、今回の内容は非常に楽しめました。

Richie先生が指摘なさったこと:
1. Concertino (Weber)
ピアノの前奏の後での入りにとにかく気を使う曲なんですが、「ピアノが準備してくれた、そのtextureを壊さずに入ること。そこが音楽の始まりじゃないのに、「me、me、me」と自分の音だけ聞かせようとして入ってこないこと。ピアノにはcueを出すだけじゃなくて、フレーズの終わりもピアノに見せる。(cueを出すという意味じゃなくて)もっとピアノと対話するように。

2. Concerto (Copland)
お客さんはコンサートで何を聞きたくないか、それは「ここ難しいけど頑張ってます」という音だ。そういう音は人を現実に引き戻すから。難しいことこそ涼しげな顔でしなさい。Coplandはとにかく跳躍があるけれど、下の音を十分に響かせて上の音は軽く。記譜では上の音にfがついていたとしても、上の音に力をかけない。どっちにしても上の音は聞こえるんだから、上の音は柔らかく。後半の高音にアクセントが付いているところは、アクセントを拍の頭から少しだけ後にずらした方が聴こえがいい。

3. Premier Rhapsodie (Debussy)
ピアノとのチューニングはAじゃなくてもいいんだよ。B♭とFでチューニングしないと、最初の音がいきなりピッチが悪くなる。この曲の指示は「softに、もっとsoftに、さらにsoftに」となっていくんだけれど、実際にそれをすると自分の首を絞めることになる。どんどん抑えたしょぼい音しか吹かないことになるからだ。音量を抑えるんじゃなくて、音量をある程度保ったまま柔らかく響く音を出しなさい。Debussyは音量を下げるというよりも、柔らかいcolorのことを言っているんだから。double lipsと言って、上の歯をマウスピースに固定しないで、唇で触れるような感じ。世界で一番柔らかいクッションに包まれているような感覚で。

4. Grand Duo Concertante (Weber)の第2楽章
これを演奏したレベッカ、動き過ぎというわけではないんですが、フレーズを壊すような唐突な動きが多くて「なぜここで動く?」と疑問を持ちながら聞いていたのですが、Richie先生の指摘もまさに体の動きのことでした。体を動かすのがダメというわけじゃないけれど、なぜこの動きをしているのか自分でもわからないような動きはやめなさい。

Richie先生、相変わらずすごい。
先生の指摘にすぐに応えるfellowsもすごいです。
それにしても今日もSamの演奏は素晴らしかったです。
Samがcompetitionを勝ち抜いてconcertoを演奏することになったら、コンサートを聞きに行こうと思います。
(すでにコンサートのチケットは3回分買ってるんですけどね。毎年、こうやって少しずつ買い足してしまいます。)
Category: masterclass

6月23日の練習:flutter tonguing、頑張ってみた

今日の練習は気分転換にChyrzynskiのモヤモヤした曲の2番を久しぶりに。
夢中になっていた頃よりも頭の中がすっきりして、客観的に拍を数えて吹けました。
これはよかった。
こういう曲は(少なくとも最初のうちは)淡々と拍数を数えて練習し、ある程度まとまってから徐々に色をつけた方がいいのかもしれません。
鉛筆で下絵を描いてから色を塗る感覚?
いきなり絵の具で描くよりも、私にはわかりやすいです。(巨匠はいきなり絵筆を握っても大丈夫なのかもしれませんが…)

その後は、flutter tonguingをちょっと集中して練習してみました。
今日は楽器をつけて、「あ〜、これがflutter tonguingなんだ!」…と感じた瞬間が3回。
本当に短時間、3回×3秒ぐらいですが、自分の楽器から本当のflutter tonguingの音がして驚きました。(←驚いてどうする!?)
楽器なしなら8割ぐらいの確率で喉の振動をコントロールすることができるんだけどなぁ。
楽器をつけた途端にできなくなるのは、喉の奥を開かなけれいけないのに(力を抜かなければいけないのに?)、それができていないからです。

先日のレッスンで教えて貰ったこと以外に(レッスンはどっちかというと、先生のサンプルを見せてもらうのが中心だったので)、ネットで調べた情報を参考にしています。
一つはサックス奏者のサイト、もう一つは尺八奏者のサイトです。どちらも具体的なstep by stepの練習の方法が書いてあるので、参考になります。

その後はTime Piecesの3番と2番をさらっと練習しました。

今日の練習でよかったこと:
自分の音をしっかりモニターしながら吹けました。
flutter tonguingはもう少しでできそうな感じがするので、もっと集中的に練習してみようと思います。

6月22日の練習:1日空いた割には…

今日はA管でBrahmsのクラリネット五重奏から。
最近ず〜っとA管を吹いていなかったのと、車の中でエンドレスで聞いているCDが昨日の帰宅時からBrahmsの五重奏だったので、駆り立てられるものがありまして…。
この曲はどの楽章も素敵です。苦悩、それを超えた平穏、しかし心の中に残る悲しみ、様々な感情が溢れていて、運転中だというのに涙が溢れて来たことすらあります。
でも、演奏する身にはどの楽章も困難の連続です。深入りはしません。でも、A管は時々吹くようにしたいので、また少ししたら戻ってこようと思います。

ここでflutter tonguingの練習。
楽器なしでの練習はかなり進展がありました。
巻き舌はかなりの確率でコントロールできるようになりました。
でも、喉を震わせる方は微妙です。
ポイントは声を出さないということでしょうか。声を出してしまうと、声帯の振動になってしまって楽器に入っていく空気の振動にはなりません。
一番調子がいいのは、お皿を洗っている時、次は車を運転している時(Brahmsの五重奏を聞きながらflutter tonguingの練習っていうのはアリなのか??)、練習室ではなかなかスイッチが入りません。まっ暗い部屋でそこら辺にあるはずのスイッチを手探りで探してるような状態です。一度見つけてスイッチを入れてしまえば割と長い時間できるのに、スイッチが見つからないと喉が震えてはくれません。
しか〜し、楽器をくわえると、アンブシュアの方に気を取られてしまって喉の振動が止まってしまう…。今日は本当に一瞬だけflutter tonguingをしている時の楽器の音が鳴りましたが、本当に一瞬だけ。う〜ん、明日もまた頑張ります。

その後は”今月のMy 課題曲”、Time Piecesを…。
1番の2ページ目をメトロノームに合わせて練習。相変わらず指もアーティキュレーションも間違いが多いですが、1日空いた割にはマシ。むしろ、レッスンの後で集中できないままで練習した月曜日よりもよかったです。
2番の途中のソロの部分、3番も軽く練習しました。
2番はソロの前後でテンポが変わるので、どんな風に変えたいのか決まらないのが難点。自由にソロを吹いている間はいいのですが、ピアノとの合流地点にきれいに戻ってこないとね。3番は最後の3小節、練習しないと…。

今日よかったこと:
Time Pieces、パキパキっっとキレのいい音が出ました。
特にアクセントの音、そしてスタッカートの音、いい感じにコントロールできました。
高音域での音のつながりも、何度か吹いたらいい感じになりました。

明日は、flutter tonguingとTime Pieces!