7月31日の練習:懐かしい曲

7月最後の練習でした。

今日はA管で音出し。
そして2年前の今頃、夏の終わりの発表会に向けて練習していたSchumannのFantasiestückeを吹いてみました。
おぉ〜、懐かしい!吹くのは2年振りです。
嬉しいことに2年前よりも上達していました。(←下手になっていたら困る!!)
あれほど苦労したpで高音域の音にスラーで上がるところ(←上の音がどうしても飛び抜けて聞こえて苦労した)や、比較的速い連符についている装飾音符(←装飾音符のせいで左右の小指の運指が複雑になって苦労した)が、するっとできて感激!
楽譜に大きくブレスのマークが書き込んであって、そう言えば「息が保たない。どこで息継ぎすればいいの?」という悩みもあったんだなぁ…と思い出しました。なんであんなに悩んでいたんでしょうね。フレーズさえ壊さなければ息を吸うところなんていくらでもあるのにね〜。
この曲を吹くのは2年振りですが、2年の間に、こういうことが普通にできるようになったことを実感できてうれしかったです。
この曲、いつかもう一度ちゃんとピアノ伴奏と一緒に演奏してみたいです。

せっかくA管を出したので、Brahmsの五重奏も練習。
まとまった練習をせず、たま〜にしか吹かないので完成度という意味では進展はありませんが、この曲は本当に美しいです。

その後はB♭管に持ち替えてAlec TempletonのPocket-size Sonata No.2を練習。
一応「近年の曲」なので、ECMの先生が気に入ってくれたらこの曲を演奏会で吹かせてもらうのもいいなぁと思って…。
しか〜し、全体の雰囲気がとってもJazzっぽい曲で、ちまちまっとしたグリッサンドとか出てくるんですよね。私は本当にクラシックばかり練習して来たので、こういう技法も身についてないし、チャラっと小洒落た感じに吹くことができません。軽そうな曲なんですが、私にはちょっとチャレンジかも…。もうちょっと形になったら先生に相談してみようかな。

そしてTime Piecesの2番の後半を復習。
ここで気がついたのですが、A管からB♭管に持ち替えた時に、リガチャーを替えずにそのままRovnerのdarkで吹いていたのですが、B♭管には(あるいは今日練習した曲には)このリガチャーは重すぎました。リードの振動が抑えられて音が反応が遅くなる感じ。A管では全然気にならなかったんですけどね。
A管の時には無意識にもっと息を入れているのかもしれませんし、A管はICONのバレルと組み合わせているからかもしれません。
5月の演奏会の時には今日と同じくB♭管もこのリガチャーで吹いていて違和感がなかったのですけどね…。ちょっとは違いの分かるようになったんでしょうかね。

7月30日の練習:昨日とは違う部分を…

今日の練習は敢えて昨日練習しなかった部分を重点的に。
昨日練習したことが吹かない間にinternalizeされることを期待して、今日はわざと練習メニューから外すという姑息な手段戦略です。

Françaisのクラリネット五重奏の1番。
1番で一番難しいのは最初のスローでアンニュイな雰囲気の部分から、ノリノリで楽しい部分への「つなぎ」にあるトレモロの真ん中の二つ。非常にトレモロがしにくい指遣いの音の組み合わせです。
ちょっと前に「なんでこの位置にあるのテヌート?」と悩んだ部分は、その後自分なりに作曲家の意図が見えてきて解決。
この問題箇所を中心に練習しました。

その後はFrançaisのクラリネット五重奏の4番のカデンツァから終わりまで。完全にソロになっているところに弦が合流してくる小節まで自分でしっかり流れを作っていけるかがカギです。もうちょっとなんだけどなぁ。

Time Piecesは1番を頭から。
どうしても中間部分にある難しいところに時間を取られてしまいますが、最初の部分だって易しいわけではないので、今日は久しぶりにしっかり練習しました。

それにしても、どうしてこんなに素敵な曲がたくさんあるんでしょう。
いくら時間があっても追いつかないわ〜。

復帰4年目に入りました。

25年以上のブランクを経て復帰したのは2013年の夏
復帰したのは7月の始めのことでしたから、気づかぬうちに復帰4年目、そしてクラリネット歴11年目に入っていました。
よく続けて来ました。頑張ったね、パチパチパチ〜!!

運指を99%以上忘れていて笑うしかなかったのはわずか3年前のこと。
復帰1年目は簡単なエチュードでさえ吹けるようになるのに時間がかかりました。目で楽譜を見て脳にそれが伝達され肺や舌や指に指令が伝達されるのが遅くて遅くて…。それでも復帰後半年ぐらいで出てしまった発表会での演奏が割と好評だったので、それに気を良くしてちょっと自信が芽生えました。復帰1年目の終わり頃にはマーラーを演奏するのに人手が必要だからと声がかかって地元のReading Ochestraで吹いたこともありましたね〜。全然ついていけませんでしたけど楽しかったです。

復帰2年目は「オーディションを受けたら勤務先の大学の音楽科のオーケストラに入れるかなぁ?」な〜んていう野望から、夏休みにオーディションで使われることの多いオーケストラの曲の抜粋を練習したり、ソロの曲を練習してレパートリーを広げることにかなりの時間を割きました。Schumann、Mozart、Weberなど定番になっている曲は片っ端から練習しました。
Grand Duo Concertantに出会って、夏の間先生の都合でレッスンがあまりないのをいいことに、「今の自分にはまだ難しいなぁ」と思いつつも最後まで練習したりしていました。この曲を頑張ったことで全体的な配線がつながり、情報の処理速度もかなりアップした気がします。「頑張れば指も回るようになるのね」という自信がつきました。
中古だけれどせっかく買ったA管を寝かせておくのは勿体無いので、夏の終わりの発表会ではSchumannのFantasiestückeを吹きました。 この曲、また練習してもっと上手に吹きたいです。
そして3月の発表会ではMozartのConcertoの第2楽章と、 WeberのConcertinoを吹きました。 練習室の近くにオフィスがあるbassoonの先生に、I enjoy your practice.と声をかけられたり、Reading Ochestraでマメール・ロアのトップを吹いたりして、ご機嫌な出来事もありました。
でも、クラリネットの先生の音楽に対する情熱のなさに軽く失望し、復帰2年目の終わりには個人レッスンを辞めました。

復帰3年目には現代音楽アンサンブルとの出会いがありました。
レッスンをやめた後、Poulencのソナタなどこれまた難易度の高いソロの曲をあれこれ一人で練習し、「一人でもクラリネットは続けていける」と確信を持ってはいましたが、このまま人前で演奏する機会が全く無いのはよくないなと感じていました。
そんなある日、「現代音楽のアンサンブルで吹いてみない?」と音楽科の先生に誘われたのです。それまでも現代音楽は嫌いじゃなかったんですが、古典的な曲の方が自分には向いていると思っていました。でも、ず〜っと一人で練習を続けていくのではモチベーションが保てないかも…という不安があったので、あっさり加入しちゃいました。そこからは多少の紆余曲折もありましたが、3月、5月と演奏会のステージに立つチャンスをいただけました。先生にはソリストとして大事に扱ってもらっちゃって、嬉しい反面、こそばゆい、そして、かなりのプレッシャー。期待に応えなければ…と練習にも熱が入り、夢のような時間を過ごさせていただきました。
他にこの1年で一番頑張ったことは、アイヒラーのスケール全調制覇。大学時代にもレッスンで使っていましたが、こんなに熱心に取り組んだことはありませんでした。おかげで基礎力が上がったと思います。
他には息継ぎのストレスが解消されました。「いつ息継ぎをしたらいいの?息が足りない」と常に頭の中にあった息継ぎへの強迫観念のようなものがなくなりました。息がすごく保つようになったわけではありません。でも、自然に吸えるようになりました。

で、今年は復帰4年目かぁ〜。
今年も現代音楽のアンサンブルを続ける予定です。(こんな私を必要としてくれるのならば、いつまでも…)
今までの殻を破って、多少苦手な曲でもどんどん挑戦していきたいです。
そう思って、MuczynskiやChyrzyńskiなどちょっと苦手意識があった曲にも手を広げているんですけど、壁は高く厚い…。

一つの楽器を15年続ければ大抵のことはできるようになる…と誰かが言っていたので(何が根拠なのかはわかりませんけどね)、そこまでは頑張って、その発言の真偽のほどを確かめたいです。
通算11年目の今年も努力を続けて上達するぞ!

7月29日の練習:Time Piecesの4番

今日は遅くから練習へ。

Time Piecesの4番。
カデンツァ前後のつなぎのところをメトロノームでしつこく丁寧に練習しました。
その後はあまり練習していなかった「本体部分」を練習。
難しい連符はありませんが、変拍子が続くので意識して吹きました。
3/8、3/8、4/8が繰り返されるのですが、高校の時の大河ドラマのテーマ曲にこれと似たパターンがあって、吹奏楽部で練習したのを思い出します。

今日はそれだけ。
それだけで2時間…久しぶりに重箱の隅をつつくような練習をしました。

明日は4番は寝かせておいて、それ以外のものを練習しようと思います。

7月29日:clarinet masterclass (その7)

今日のmasterclassは最前列のほぼ中央のいい席を確保しました。

演奏された曲は:
Messager: Solo de Concours (Sam)
Schumann: Fatasiestuckes, Op. 73 (Paul)
Brahms: Sonata in f Minor, Op. 120, No.1 (Rebecca)
Debussy: Premiere Rhapsodie (Jack)

全曲練習したことがある曲なので、とても勉強になりました。

Messagerの曲はメトロノームを使って、それをピアノと合わせるためにテンポを一定にキープする目安としてだけ使い、小節の中ではテンポをゆらして色をつけるという吹き方をRichie先生が見本を示しました。一定のテンポで連符を吹くことだけに囚われないようにという指示でした。メトロノームに合わせれば目標が設定できて練習が楽になるが、演奏は機械的にするものじゃない…う〜ん、確かにそうです。

Schumannのこの曲は「クララに夢中で精神的に不安定なシューマンの心情を反映させるように。Paulはそういう経験を積みなさい」…全員爆笑。

Brahmsは彼が必要だと思う指示は全て楽譜に書かれているので、書かれていないことをしないように。

Premiere Rhapsodieの途中の速くて込み入ったパッセージは、書かれているアーティキュレーションが不明瞭になるぐらいならテンポを落として聞いている人にもアーティキュレーションがわかるようにきっちり吹くように。最後の上昇スケールは入りをしっかりゆっくり慣らしてから吹ききること。

それから、きちんとした出版社が出している、原本通りの楽譜を手に入れなさいと言っていましたね。
私が持っているSchumannは先生がオススメのバージョンなのですが、Paulが使っていたコピーには余計なことが書かれているらしいです。これから楽譜を買う時は事前にどの出版社のがちゃんとしているのか調べないとね。

MessagerとDebussyは挫折してしまった曲ですが、いつかもう一度練習したいです。
特にDebussyは何度聞いても美しい…来年の夏はこれを頑張ってみようかな。
Category: masterclass

〜雑感〜 リセットする日

夏休みに入ってから毎日練習しています。
午前中にジムに行って夕方は練習。
金曜日にmasterclassに行って、時々コンサートに行く…そんな日々。

前から気づいていて気をつけていることなんですが、毎日練習していると徐々に硬めのリードを選ぶようになり、無意識に自分が力んでいるのを感じます。
で、昨日のように前日に練習しなかった日には、自分でも驚くほど力が抜けていい感じに指が回るんです。

筋トレと同じように時々休んでリセットする時間が必要なのかもしれません。

でも休みたくないんですよね〜。楽器を吹かない日はつまらないです。
練習して何かちょっとしたことでも「あ、できた!」という瞬間がある…そんな楽しい時間がないっていうのは退屈です。
週に1日ぐらい、曲の練習をせずに基礎練習をするという日があったらいいのかもしれません。普段練習していない曲で、軽めの曲をお楽しみで吹く時間とか。

ま、これは長期休み限定の贅沢な悩みで、新年度が始まったら忙しくなって「今日は練習に行けるのだろうか?」という日が増え、せっかく上達したことが白紙になっちゃうような強制的リセットを体験し焦るわけですが…。残り1か月ちょっとある夏休み、上手にリセットの日を入れつつ練習を続けていこうと思います。

7月28日の練習:なぜTime Piecesを練習しているのか?

昨日は練習サボっちゃった…。
今週は民主党の全国大会が開催されていて、昨日の夜はオバマ大統領のスピーチだったんですよね。で、それを聞いてから練習に行くはずが、終わった頃にはとっぷり日が暮れてしまったもんで…。
今日は大会最終日、ヒラリー・クリントンの指名受諾のスピーチがあるので、それに間に合うように練習に行ってきました。

まずはChyrzyńskiのモヤモヤした曲の2番。
実はもうモヤモヤはしていません。
どんな曲なのかわかったので、どう吹きたいのかを考えながら練習中。
曲のタイトルはQuasi Kwaziと言うのですが、その意味は何でしょう。(特にKwaziって何??)最近モヤモヤしているのはこのタイトルの意味についてです。

その後はFantasy Trioの3番の高音域のところ。
「今月のmy課題曲」なのに、何だか久しぶりに吹きました。

最後はTime Piecesの4番を中心に、2番、3番、1番も。
4番は難しい部分はメトロノームに合わせてゆっくりのテンポから練習し、最後に全体を、その他は苦手部分を中心に練習しました。

昨日サボっちゃった割には今日は指が軽く回っていい感じに吹けました。
特にTime Piecesの4番は6段分あった「難しい部分」が2段分ぐらいに減ったのでゴールが見えてきた気がします。

2年前の夏にはWeberのGrand Duo Concertantがどうしても吹きたくて、夏の間ずっ〜と練習していました。
難しくて挫折しそうになりつつも最後まで頑張りました。
それまではレッスンでしていたちょっとしたデュエットでも指がついていけずに情けない思いをしていたのですが、この曲をきっちり練習したことで指が動くようになり色々な面で自信がつきました。
自分が階段を一段上がるために必要な曲だったんだろうなぁと思います。

今年の夏のそれは、Time Piecesなのかもしれません。
「自分には難しい。でも、どうしても吹けるようになりたい」…どこから湧いてくるのかわからない気持ちに支えられてずっと練習しています。頑張って自分で納得できるところまで練習したら何かが変わるのかもしれません。

7月26日の練習:つながった配線もあり…

今日の練習はChyrzyńskiのモヤモヤした曲の2番。
昨日に引き続き、かなりいい感じに音符や休符の長さ、ダイナミクスなどがわかって来て、吹いていて楽しいです。
この曲自体に拍子記号が全くなく、ある小節には8分音符8個分、ある小節には5個分と(3.5個分という小節もありました)、かな〜りランダムに書かれている楽譜なんです。カウント自体は8分音符でしていて、「相対的な長さ」を意識しながら、でもそれに囚われすぎないで演奏するようにしています。曲として仕上げるのには時間がかかりそうですが、吹いている全ての時間が自分との対話なのでとても楽しいです。

その後はTime Piecesの2番、4番。
2番は久しぶりでしたが、前に練習した部分はもっと滑らかになっていて、練習していない間に熟れた感じです。
4番は最初のソロからピアノが合流してくるところへの「つなぎ」がようやく形になりました。3小節かけてテンポを上げていくところ、その後のエキセントリックな7小節、音質がちょっと硬いのが気に入りませんがやりたいことはできてきたかも。後半部分の「つなぎ」はまだまだ。でもカデンツァは初めて止まらず迷わず通せました。ここから成功率を上げていきます。

最後はFrançaisのクラリネット五重奏の4番のカデンツァ。
こちらもじわじわと前進しています。

毎日のしつこく諦めの悪い練習がようやく実って、配線がちょっとつながった気がします。
こんがらがっていた細い配線のもつれがほどけて、何と何をつなげたらいいのか見えてきたといいますか…。
明日も頑張ります。

7月25日の練習:モヤモヤが解消。

アメリカ民主党の党大会を延々と見ていたら練習開始が遅くなってしまった。
挙句に肝心なスピーカーのスピーチは聞き逃しているっていうのはなんともはや…。
だったら先に練習しちゃえばよかったよ〜。

今日は夏休みが始まったばかりの頃に練習していたChyrzyńskiのモヤモヤした曲を久しぶりに吹いてみました。
1か月半前には本当にモヤモヤして頭の中が混乱していた部分が、今日は驚くほどすっきりわかりました。
拍のカウントや、入りのタイミング、相対的な音符の長さも「あ〜、こういうことだったのか!」とすっきり解決。
モヤモヤしすぎちゃって練習からは撤退していたのですが、その後も頭の中にあったことがようやく消化されて演奏に結びついた感じです。
3曲あるシリーズの中の2曲目は、能の音楽のような(←私のイメージ)緊張感のある静寂と張り詰めた音との対比が美しいので、いつか演奏したいです。1番と3番は、まだ何のイメージもなければ練習もしていないので、当分お預け。

その後はFrançaisのクラリネット五重奏の4番のカデンツァ。
装飾音と本体がオクターブの跳躍になっているところ、初めて納得できる形になりました。
まだ100発100中ではないし、他にも突っ込みどころ満載の曲なので、これはまだまだ時間をかけて練習していきたいです。
とにかく私がカデンツァが吹けないからポシャるという情けない事態だけは回避できそう…今はそれで十分。

最後はTime Piecesの4番のカデンツァと前後の「つなぎ」。
今日は割と指が軽く回って、昨日よりもまた少しマシになりました。
右手の人差し指に切り傷があって痛くて力が入れられないのが幸いしたんでしょうか。

ま、そんな感じでした。
明日も楽しく練習しましょう。

7月24日の練習:相変わらず連符の練習中

昨日の練習で、フレーズの取り方を変えた方が吹きやすくなる部分を見つけたので、今日はそこを含めて、連符で行き詰まっているところを、区切り方を変えて練習。

Time Piecesの4番の連符、部分的には少し進歩。
でも、まだまだです。
1番の連符はちょっとマシになりました。

1番か4番、どっちか自信を持って吹けるようになれば、この曲を演奏会のプログラムに入れてもらえるかもしれないので、絶賛練習中です。(全4曲は時間的に入らないので、4曲中2曲か3曲を抜粋してpresentableになるという意味です)

まだまだ頑張ろう。