6月24日の練習:growlからflutterへの道のり…

今日は夕方練習へ…。

今日もBergの"Four Pieces"を集中的に練習しました。
まずは第4曲のこの部分。

4th-peice.jpg

テンポは3連符の一つが88ぐらい。イメージとしてはラとドのトレモロがじわじわ減速していく感じなのですが、ピアノが3連符で動いているので、適当に減速せずにタイミングを合わせる必要があります。メトロノームでちゃんとテンポを取って、拍の変わり目を意識しながら練習しました。それにしても、この二つの音の組み合わせ…「嫌なところを狙って来たね、Bergめ〜」って感じ。
その後は最後の方のエキセントリックな部分も練習して第4曲は終了。

練習の後半は私の難所、flutter tonguingの部分を練習。
去年の練習の成果で(?)、なんちゃってgrowl奏法ができるようになりましたが、それだと唸っている声が聞こえてしまうので、「声帯を震わせずに(=唸り声を出さずに)、喉を震わせる」というのが課題です。
Bergの曲には第1曲に1箇所、第3曲に2箇所、flutter tonguingが使われています。

flutter.jpg

し、か、も、楽譜を見たらわかるように、指示には"quasi"とついている部分と、そうじゃない部分があるのです。
"quasi"は「〜っぽく」という意味なので、この指示がないものよりは軽いflutterをしてほしんだろうと思いますが、そんな細かい区別ができればな!(怒)

怒っていてもしょうがないので、今日はかなりの時間を使ってgrowlではなくflutterの感覚をつかむ練習をしました。
一瞬できる時もある…でも、まだできない時の方が多いです。
去年の夏はそれに耐えられなくなってやり易かったgrowlに逃げてしまい、最終的にはflutterを習得できないまま終わってしまったんだわ〜。
今年は辛抱、辛抱。

明日も楽しく練習しましょう!