6月24日:clarinet masterclass (その2)

今日も行ってきました、masterclass。
1時間前に家を出て開始30分前には着いたのに、最前列は空席が端っこに1つしか残っていませんでした。
それをゲットできただけでもよかったと思わなくちゃ…。

今日はconcerto competitionで演奏したらよさそうなソロの作品。
1. Concertino (Weber) : Paul
2. Concerto (Copland) : Sam
3. Premiere Rhapsodie (Debussy) : Jack
4. Grand Duo Concertante (Weber) :Rebecca

4曲の中でWeberの2曲は自分でかなり練習した曲で、Debussyの曲は楽譜を持っているので、今回の内容は非常に楽しめました。

Richie先生が指摘なさったこと:
1. Concertino (Weber)
ピアノの前奏の後での入りにとにかく気を使う曲なんですが、「ピアノが準備してくれた、そのtextureを壊さずに入ること。そこが音楽の始まりじゃないのに、「me、me、me」と自分の音だけ聞かせようとして入ってこないこと。ピアノにはcueを出すだけじゃなくて、フレーズの終わりもピアノに見せる。(cueを出すという意味じゃなくて)もっとピアノと対話するように。

2. Concerto (Copland)
お客さんはコンサートで何を聞きたくないか、それは「ここ難しいけど頑張ってます」という音だ。そういう音は人を現実に引き戻すから。難しいことこそ涼しげな顔でしなさい。Coplandはとにかく跳躍があるけれど、下の音を十分に響かせて上の音は軽く。記譜では上の音にfがついていたとしても、上の音に力をかけない。どっちにしても上の音は聞こえるんだから、上の音は柔らかく。後半の高音にアクセントが付いているところは、アクセントを拍の頭から少しだけ後にずらした方が聴こえがいい。

3. Premier Rhapsodie (Debussy)
ピアノとのチューニングはAじゃなくてもいいんだよ。B♭とFでチューニングしないと、最初の音がいきなりピッチが悪くなる。この曲の指示は「softに、もっとsoftに、さらにsoftに」となっていくんだけれど、実際にそれをすると自分の首を絞めることになる。どんどん抑えたしょぼい音しか吹かないことになるからだ。音量を抑えるんじゃなくて、音量をある程度保ったまま柔らかく響く音を出しなさい。Debussyは音量を下げるというよりも、柔らかいcolorのことを言っているんだから。double lipsと言って、上の歯をマウスピースに固定しないで、唇で触れるような感じ。世界で一番柔らかいクッションに包まれているような感覚で。

4. Grand Duo Concertante (Weber)の第2楽章
これを演奏したレベッカ、動き過ぎというわけではないんですが、フレーズを壊すような唐突な動きが多くて「なぜここで動く?」と疑問を持ちながら聞いていたのですが、Richie先生の指摘もまさに体の動きのことでした。体を動かすのがダメというわけじゃないけれど、なぜこの動きをしているのか自分でもわからないような動きはやめなさい。

Richie先生、相変わらずすごい。
先生の指摘にすぐに応えるfellowsもすごいです。
それにしても今日もSamの演奏は素晴らしかったです。
Samがcompetitionを勝ち抜いてconcertoを演奏することになったら、コンサートを聞きに行こうと思います。
(すでにコンサートのチケットは3回分買ってるんですけどね。毎年、こうやって少しずつ買い足してしまいます。)
Category: masterclass

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