大学時代 その1

大学入学が決まり、田舎から上京した時には、大学ではクラリネットは吹かないつもりでいました。
私の大学には吹奏楽部がなかったからです。
当時は「オーケストラで吹くなんて、自分一人でそのパートを吹くなんて、そんな心細い状態には耐えられない…」と思っていました。

でも、大学の寮に入寮して1週間ぐらいのある日、同じ階に住んでいた美しい先輩が「高校でクラリネットを吹いていたんだったらオーケストラに入ったら?」と勧誘にいらっしゃったんです。せっかくだから…とのこのこ見学に行き、ふらふら〜っと入部を決めてしまいました。

で、親に頼んでB♭管を買ってもらいました。
当時の領収書がまだ残っていて、楽器とマウスピース全部で20万円。同じオケのクラリネットの先輩にお願いして、横浜のセントラル楽器さんで買ってもらったようです。(この辺のことは先輩任せだったので全く記憶にない…)

うちの大学のオケはご近所にある医科歯科の大学と合同編成で、練習の後は常に飲み会。医科歯科の大学はちょっと年上の先輩が多かったためか、1年生の最初の頃はほとんどが先輩が奢ってくれました。「これはいいや〜」と思っていたのですが、世の中はそんなに甘くない…。

クラリネットのパートは、もう実質的には引退された4年生の先輩が3人、2年生の先輩が2人。ほんわかした雰囲気でした。でも、医科歯科の大学にクラリネットパートの主のような、鬼のように厳しい先輩がいて、私の苦難の道はここから始まりました。



(to be continued)




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