7月28日:masterclass (その4、本当は7回目)

今年はmasterclassの5回分のパスを買った都合で、ところどころしかmasterclassの聴講に行っていません。
今回は最後から2番目、来週は最終回ということでこの2回は絶対に聞き逃せません。

今日の曲目は:
1. "Brahms: Clarinet Sonata No.2 Op.120"より第3楽章 (Cl. Jack)
Jackの演奏はそこそこ上手でしたが、ピアノとの絡みがイマイチ。いちいち体でcueを出すのではなくて、ちゃんとスコアを見てどこがどう絡んでいるのかを研究するようにというアドバイスがありました。アルペジオっぽい動きが終わった後のところ、一音一音をもっと豊かに鳴らすことを意識して一番下の音もしっかり響かせること。この曲は自分でも練習している曲ですが、第3楽章の終わりの部分は今一つ感じがつかみにくいところだったので、とても勉強になりました。

2. "Piazzolla: Tango Etude No.3" (Cl. Fatima)
これはもう圧倒される感じ。ラテンの曲がスペイン出身のFatimaに合っているせいもあってリサイタルでも聞いているかのような満足感でした。「決してピアノよりも前に行かない、でも、ピアノはそれに引きずられて重くならない。5つの音を重く」…って言っても曲を聞かないと何のことかわかりませんよね。Nuevo Tangoというジャンルだそうです。
この曲は楽譜が見てみたいなぁと思ったので、図書館をチェック。残念ながら職場の図書館にはなかったのでリクエストを出しました。タイトルを見ると日本で出版されてるみたいです。オンラインの楽譜屋さんのサイトでは割と低めのグレード用の曲としてリストされていました。(このグレードっていうのが曲者。譜面ヅラの難しさでランク付けされているとしか思えない…例えばBrahmsは演奏の技巧はそんなに難しくなくても表現力がないBrahmsの演奏は聞くに堪えないのにね〜。なんか変なの〜。)Tango Etude、6曲入り(数が多ければお買い得ってわけではないんですが…)、買っちゃおうかなぁ。

3. "Muczynski: Time Pieces Op.43"より3番 (Cl. Arianna)
去年練習した曲です。3番は一番とっつきやすくまとめやすい曲だという印象です。Richie先生は「この曲は楽しい曲なのか悲しい曲なのか、まずそれを考えること。そこからもっと深いemotionを考えること。きれいに吹かない。印象に残る、自分を表現する吹き方をしなさい」とおっしゃいました。なるほどね〜。

4. "Copland: Concerto" よりCadenza (Cl. Arianna)
カデンツァの最初のところ、「夢を見ているかのように」という指示があるそうです。(楽譜を持っているのにそんな記憶がない…)その吹き方をRichie先生が実演してくださった時には、ほぉ〜と思いましたが、それを言葉では表現できません。

5. "Brahms: Clarinet Quintet Op.115"より第1楽章 (Cl. Ryan)
弦楽器の人も参加して第1楽章の途中から(途中までは先週のmasterclassで演奏したらしい)。Ryanの演奏はよかったですが、弦楽器のテンポ感がちょっと違う感じ。最終的には揃いましたけどね。クラリネットが旋律で入っていくところは、はっきりと何が言っているのか分かるように入ること。

来週のmasterclassでは今まで取り上げてきた曲の中から一人一曲ずつノンストップで通して演奏してくれます。楽しみ〜!!
Category: masterclass

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